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Olympus PEN EE-2 – ハーフサイズフィルムカメラPENの分解、レンズ清掃、光漏れ、露出補正、使い方

Olympus PEN EE-2 – ハーフサイズフィルムカメラPENの分解、レンズ清掃、光漏れ、露出補正、使い方

Olympus PEN EE2の仕様、スペック

レンズ構成:D.Zuiko 28mm f3.5(3群4枚構成)

最短撮影距離:3.2m固定(ピント調節機能なし)

シャッタースピード:1/30か1/250の2スピード切り替え 絞り:3.5- 自動露出調整:F値をセレン電池により自動的に調節。ISO25-400まで対応。

画像サイズ:ハーフサイズ(35mm判を半分にして使う)

発売年:1968年 価格:11000円 重さ:335g サイズ:108mm*66mm*47mm

非常に面白いカメラです。シリーズで100万台以上売れているでしょうか?

確かに売れるわけがあるようです。特徴的すぎる特徴があります。

  • 本当にコンパクト
  • デザインが特徴的、独特
  • 自動露出合わせ
  • ハーフサイズ
  • ピント位置固定

こういう独創的とさえ言わせるところが、50年以上たってもいまだ高値で取引されている人気のカメラかもしれません。

昔は、35mmカメラのことをコンパクトカメラといっていました。800gくらいある、今の一眼なみに重たいものもあります。

しかし、PENは軽いです。300g程度で、大きさが110フィルムか?という程の大きさです。

そして、何より、フィルムは35mmでも110フィルム(APS)なみにフィルムを小さく使うという画期的アイデア、海外の老舗メーカーはもちろん実現済みですが、 これを実現しているところが凄い。フィルムの巻き上げだってレバーじゃないところが凄いです。

(こんな大衆機で5000円以上で取引されているコンパクト、プラスチック部品多用で気軽なカメラはありません。)


コスパ最高の24枚撮りのフジ業務用記録用フィルムです。150円から200円で1本手に入ります。
昔の105円フィルムが姿を消した今では最高にありがたいフィルムです。
これだと、普通の35mmカメラで27枚は撮れていますので、54枚も撮れてしまうのでしょうか。。

つまりは、24枚撮りでも27枚撮れたりしますが、54枚、36枚撮りに至っては72枚という圧倒的すぎるコスパ。

これはしかし、同時プリントを頼むと大変なことになるとも言えます。

昔のハーフサイズというこういった二倍撮影できるタイプは報道用というものがありました。たくさん撮りますから。

しかし、72枚もフィルムで撮影するとかって、普通の感覚ではどうかしていますね。デジカメで相当凝りまくって、露出を3個づつ変えてとるとかやると、 300枚超えはよくありますが、実質は70-80枚程度でしょう。

このPENの場合は、オート露出制御なので変えられない。つまりは1パタンでいいということでしょう。

となると、普段デジカメで撮影している枚数とおなじだけ撮れてしまいます。SDカードじゃないのに凄い。昔のSDカードなら、30枚くらいしか撮影できませんでした。

ただ、画質が気になるところです。35mmのハーフということでサムネイル以上の大きさには拡大できないでしょう。そんな写真必要かな?

と、漠然とした疑問が湧き上がるのですが、そこは何かひらめくかもしれません。とにかく、今はWEBに載せることが一番の目的なので、どうしましょう。

ネガをそのまま、載せることとしますか?という気がしています。

最近覚えた現像方法では、ネガをポジ並に濃く像が見える様に現像することができます。ある意味、これでいいんじゃないかと思ったりしています。

なにせ、最近では、フィルムにイラストを焼き付けたものが雑貨として売られているくらいです。ハーフサイズでこれがあったら、かなりGOODです。

とにかく、スキャンをしたくないなと思わせるサイズと枚数です。

Olympus PEN EE-2の分解、掃除

*一切の作業は自己責任においてご実施ください。間違った方法なども記載されていることがありますのでご注意ください。

こうやってみると普通です。
かっこいいですね。

今まで好きじゃなかったのですが、

このコンパクトさ。今撮影しているコンデジと同じサイズです。

PENの方が軽いです。

これからは、手順はPENで撮影しようかと。。。

ありえません。スキャンが面倒すぎます。

一応、セレン電池は動いているのでした。これだけで儲けものですね。

およそ露出がくらいとキレなかったりして、オートです。しかも、電池なしです。

いいです。

IPHONEです。
さすがに厚さはIPHONEにはかないません。
長さは短いです。
このファインダーが見るからに汚れています。

ここから除く景色が一日の全てなわけです。

なんという憂鬱なことでしょう。

はっきりいって、全力を賭けてもいいと思います。RF機のファインダー清掃は。

これが汚かったら、撮る行為が不快でストレスになるだけです。

無茶してでも綺麗にしたほうがいいです。でも、完璧に綺麗にする必要はありません。相当、残り汚れがあっても、何もしていない状態とは天と地ほどの開きがあります。

小さい小さいレンズはホコリまみれなので、掃除します。
カバーもないのでホコリもろにうけてたまっています。

前玉は綺麗なようです。いい状態です。

ついでにセレンも磨いておかないと露出が狂いそうですね。

軍艦部の分解です。

これだけは中古RF機を買うなら覚えておかなくてはなりません。

なんといってもファインダーが命です。

基本型の巻上げノブと、ネジ止めのパタンのようです。

意外すぎる配線。

昔、電池を使わない鉱石ラジオというものがあり、秋葉原で親にかってもらいました。

なにかそれを思い出しますね。というか、太陽電池というかんじですが。。

黒い紙がはってあります。
剥がします。
ごみだらけです。
表も前も。

Olympus PEN EE-2のファインダーの分解清掃です。

紙を剥がすという最もシンプルな分解です。

アルコールで拭きます。

実は前と後ろだけじゃなく、中間の位置に1枚ありました。

表裏あるので、ガラスは大変です。

糊付けです。

写りがいまいちすぎる、、、レンズが汚れている!明るすぎる!光が入り込んでいる!

一度確認したときには糸カビのようなものが見えるのですが、こんな小さいカメラのレンズ分解したくない、得てして写りに影響はしないはず、、

そう思いつつ、1回目の撮影をしました。

なんだか、ぼやけた写真だな、、ハーフサイズだしこんなものだろう、、、ピント、ブレ?もあるのだろう。

そうおもって、2,3度撮影すると、 これじゃ、撮る気が起きない。これがメインのカメラになっていた時代もあったわけで、昔の1万円って安くはないはずなのになぜ??

なんて、思い作例を見ていると、やはり、ボヤーッとしているものがたくさんあります。

もう、オークションで次のカメラを物色していました。しかし、高い。高く無いとダメなのか???とても、落札できるようないい写りのコンパクトは見つかりません。電池無しで動くタイプがいいのです。

しかし、このPENは電池なしでセレンがちゃんと働いていて、しっかりと電子制御でもしているのか?っていうくらいに動いてくれました。それだけでもう、感動もので、使い続けたくなるような愛おしさを感じるような好きなカメラなのですが、今の写りではとても使っていられません。

そこで、また作例を探していると、お???

展示できるほど綺麗な写真を撮っている方もいる、なんだか綺麗な写真がある、別物のようだ、、、

自分は間違っていたようです。PENを修理開始です。

やることは、

  • 光漏れ
  • 露出異常
  • レンズの汚れ

です。

光漏れの対処

これはよく古いカメラを買うと、必ず、モルトがなくなっていますので、張替え必要です。などとあります。

遮光するスポンジのようなものなのですが、意外と高いのです。遮光さえできればよく、得てして無くても問題ない場合が多く、あまり、モルトがなくなっていても気にすることはありませんでした。

ただ、蓋の開閉部の蝶番部が隙間から光が入りそう、、という思いがあってそこだけは、遮光できる紙のようなものを貼ったりしていました。

120フィルムの紙です。あの遮光している紙です。これならいいだろう、、、と、それを剥がせる程度の接着剤で貼り付けているという状態です。

でも、それもなくても良い場合がほとんどで、蝶番(ちょうつがい)部もしっかりと隙間がないものがほとんどでした。

しかし、PENは違いました。なぜか、右側から太陽光があたっている写真だけ、右側に縦に光の帯が入っているのです。

影の位置からこれは右側に太陽があるときだけだ!と、50枚の写真から共通性を見出した時は探偵の気分でしたが、実際に、裏蓋を見て納得です。

PENの裏蓋のちょうつがい部分は、よくみるカメラのように4箇所くらいで止まっているのではなく、2箇所、はじとはじでとまっていて、間の部分は隙間が空いています。

そこから外が見えるくらいですので、ここを遮光するモルトが朽ちた状態では光が入るわ。という感じでした。そこも紙を貼って遮光しました。

露出の補正

勝手に露出補正とか言っているのですが、セレンは動いていれば、実は簡単に補正できてしまいます。

それはASA(のちのISO)の設定をかえるだけです。

自分は明るすぎたので、実際のフィルムよりも、1.5倍のASAの設定にしました。

絞り値を好きに設定して撮影する方法

フラッシュモードのために、絞りは自由に変えられるようになっています。このタイプでは、SSは1/30固定となっています。だいたい、フラッシュ使うと言っても1/30では使いづらいですが、このSSの秒を自由に変えられたらいいなと思いませんか???

というか、 このPENは、1/30か1/250の2スピード切り替え方式なので、あまり自由度はありません。。

しかし、どうしても、Fを開放で撮影したいという欲求があるときに、どうしてもF3.5で1/30だと無茶すぎる場面でも、1/250ならば、3段暗く出来ますので、だいぶ助かります。

ただ、これだけの広角レンズでピント位置が3mで、テッサーで開放Fは3.5で、、、もう、開放でも何も変わりはありません。これがピントを変えられるモデルだったら、最短1mくらいにすれば多少はボケたかもしれません。また、Fが2.8だったらばなと、、思います。

というわけで、全く意味がありませんが、一応、1/30、1/250の両方でフラッシュモードの絞り値で撮影する方法があります。

実質、2速しかないので、フルマニュアルでFとSSをいじって、露出を決められるということになります。

何も意味はないんですが、一応、判明した技があります。

それは、まず、オートモードで、ISOを400などにして、出来るだけあかるいところを向けて、レリーズボタンを半押しにしながら絞りリングをフラッシュモードの方に回していきます。

すると、もう指をボタンから離してもいいのですが、フラッシュモードにある間はずーっと、そのときのSSで撮影ができます。

最初の明るいところで1/250のSSになっていることが条件ですが、なんともまあ不思議な不思議な単純な裏技です。

レンズ清掃の方法

*一切の作業は自己責任においてご実施ください。間違った方法なども記載されていることがありますのでご注意ください。

  • 汚れを確認する

絞りを開放の位置に持っていって、裏面の蓋を開いた状態で、竹串のような弾力のあるもので、シャッター羽根の位置で待機しておき、シャッターを切った瞬間に 竹串でシャッター羽根の間に押し入り、広げます。このとき、シャッターボタンを押しっぱなしにしないと、絞り羽根の方が閉じてしまうので、 押しながら、竹串で広げて、スタンド照明などにむけて汚れを見ます。

チリのような汚れはほとんど気にすることもないのですが、レンズ枚数が少く、前玉1枚目が汚れていると逆光気味の時にかなり顕著に像がぼやけます。

再度、シャッター羽根を押し開き、アルコールをしみ込ませた、レンズが拭ける布を竹串の先に巻いて、4枚目のレンズの裏側を掃除しておきます。

  • 銘板を外す

ゴム手袋を付けて銘板を緩めると外れます。

  • 1枚目のレンズを抑えているリングをカニメレンチや、その他のもので緩める。

レンズを傷つけなければ、丈夫なドライバーでも回るくらいです。

オモテウラを覚えておいてください。レンズはハードコンタクトレンズのようです。アルコールで綺麗に磨きます。

  • 2枚めのレンズユニットを外す

同じくカニ目の溝があるのでそれを外します。

2枚目(もしかしたら3枚目もついているのか?)のレンズをレンズユニットごと外して掃除します。

さらに奥の、3枚目と思われるレンズの表面を掃除します。多分3群4枚構成なのでこれで磨けるところは全部磨けました。

意外とあっさりと完成です。

これならやっとけばよかったです。曇りや糸状のカビで、バルサム切れかと思っていたものやコーティング内部の曇りかというものもなく、チリがいくつか残っているようですが、なんとか綺麗になりました。

なんとなく、3群といいつつ、貼りあわせてはいないような、、その間に入ったチリが残っているような、、、、気がします。。。

でも、これだけ綺麗にできるなんて珍しいです。

一眼レフのレンズなんて、まず、全部のレンズ面にアクセスすることが無理ですし、作業が何時間もかかります。

曇りも絶対に落ちない、研磨しないと無理なものなどあります、何時間も研磨しても均一にならずにダメになったレンズもあります。 それに比べれば、数十分単位で完成したこの作業は非常にらくでした。

しかし、この時代以前のカメラは、メンテしないで使える状態のものはありませんね。専門店のメンテが入っているものでないかぎり、まず、手入れが必要です。

でも、こんなメンテ、カメラを撮ることに集中している人には難しいと思います。いきなり、フィルムカメラ始めよう!とおもって、安いからってこんなレンズが汚れているPENを買って、こういう写りだって思ったら、なにか、それがフィルムの良さだとかって思い込んでいたり、ブログで曇りレンズで撮った写真をアップしていると思われる例がいくつも見られましたので、なんだか悲しいです。

ほんと、中古で購入してそのまま使えたレンズやカメラなんて、10-20年以内の人気がなくて全然、使っていないものくらいで、他のものは100%メンテしているのが現状です。自分はただ、いい加減にやっているだけですので専門的な方ではありません。

それでも、古いレンズやカメラを何十か買っていると、どうしてもやらなければいけない調整があるのでやむを得ずやっている感じです。とてもしんどいです。正直、分からないことを、お金をかけて買ったものに、壊れるかもしれないのにやるってかなりストレスです。

レンズを外すのだって、手元が狂ったらガラスにがつっと傷を付けてしまいます。こんなことやりたくもありません。拭くのだって、傷が付きそうでやりたくありません。ネジだってなくしたら、いっかんのおしまいです

なんで?といっても、メンテするのに数万円の人件費がかかるのに、メンテしても数千円の価値にしかならないものをメンテして売る人は居ないということです。

また、困ったことに、買ったものがすでに、専門家ではない自分のようなものが分解して直せなかったものだったりすることもあり、厄介です。自分がそれを治せて使えるようにした時には達成感と、安く手に入れられたという二重の喜びがあります。実際、そういうこともあるものです。何万もするものが、壊れていると思って、いや壊れているんですが、ほんとうに安く手に入ってそれが治せた時の喜びは凄いものが有ります。

はっきりいって運だめしでもあります。

だから、オークションの古い中古品には安いとはいっても、札を何枚も出せないというのが現状です。少額といえども、それが0円になったら地獄ですからね。しかし、古いからといって、がらくた扱いというのはいかがなものでしょうか?これを売って飯を食っていたわけで、生半可なことはできないはずです。

昔のほうが厳しい、やり直しも多かったわけで、完成度は高かった、時間をかけていたはずで、いいものが多いはずです。

このPENシリーズもEESになると、かなりクリアな作例が多いようですが、テッサー型の固定ピントのものでも、3.2mの位置に写せばいいだけで、なんら引けをとらないわけです。また、4枚のレンズ、それも薄くて小さいものです。これを見たら、世界でトップと言われたレンズメーカーのものと比べてもそれほどの差にはならないはずです。

たしかに、テッサーの特徴であるように、白飛びしやすく、ピントがあっているところのシャープさはかなりいいです。テッサーの魅力を充分に楽しめるカメラではないでしょうか?

半分のフィルムでもいい画質にするため作られたレンズです。ぜひとも、綺麗に磨いて本来の性能が出せるようにしてやってみてください。


Olympus PEN EE2の性能は?使い方は?

テッサー型レンズでシャープに違いないと想像させるレンズですが、 小さいボディにさらに小さいレンズでこれはトイカメラか?という見た目でもなくもありません。しかし、よく見ると装飾は手が込んでいて、トイというよりは 本物志向な部分もあるのではないでしょうか。

高級目な気軽なカメラ、固定焦点です。

固定焦点を軽く見てしまいがちですが、パンフォーカスで実際のピント距離も出ています。それを使いこなせるのは結構な知識がある人ではないでしょうか?

とりあえず、トリプレットが使われがちな安価なカメラですがテッサーにしているあたりが、ZUIKOの名に恥じないレンズなのかもしれません。

セレン電池内蔵ということで、これが動作しないと、もうシャッターが切れないのか?

一応、マニュアルモードがあるようで、F値は変えられるようです。SSは2段式くらいだと思います。これで撮れるのでしょうか?

一応、FとSSが手動で変えられれば、よくあるセレンの可変抵抗あたりがおかしくなっていて使いものにならないという状況は回避できそうです。もしかしたらだめかもしれません。

→やはり、フラッシュモードというフラッシュ撮影用に、ASA設定をF値設定に変えると、SSが1/30固定となるようです。となると、、、手ブレするんじゃないんでしょうか?

被写体ブレも多そうです。フラッシュ使っても1/30というあたり、時代を感じさせます。。。では、もし、マニュアルで撮影しようとしたら?

1/30固定スピードで、ISOはフィルム固定なので、F値は好きな値にはできずに、結局オートと同じ。。。。

なんにも面白みがないという意見もありそうですね。特に、パンフォーカスで3.2m以上遠くを捉えるためには、F8や11あたりが多用されると思われます。

そうすると、ちょっと。。。

ところで、ハーフサイズということは、横幅は2分の1になっているのなら、焦点距離は28mmということは35mmフィルム換算では28mmではなく、おそらく、2倍?

35mmでいう56mm相当に当たりますでしょうか?だとすると、だいぶイメージが異なります。なるほど、28mmで3.2mが最短だと人が写せるか???

という距離だと思います。しかし、56mmあれば可能そうです。また、ハーフサイズの4:3の縦横比、これはどこか、中判ぽくていいです。中判のセミが6:4.5 で同じです。これは面白いかと思います。真四角写真に近いものがあります。

しかし、F値を変えたくても、実際3.2mの最短距離ですと、あまり意味をなさないかもしれません。

開放3.5なら、背景はボケるかもしれません。F11くらいにすると無限遠までくっきりでしょう。しかし、しかし、、

SSが変えられない!!、どういうことなんですか??オートにしておいて勝手にFをかえてもらうということしかないのか、、

という感じです。セレンが終わっていたら、代わりに自分がF値だけを変えるということでしょう。。しかし、ですが、1/30です。

レンズシャッターのものは振動が少ない分ブレには強いんですが、確かにこの時期の他のカメラにも1/30が手ブレの警告みたいな色文字が付いていたり、 ようするに、それが標準?一昔前はSSが125分の1が標準で赤く塗られていました。

近年になるにつれ、解像度があがったからか?どんどん、SSは早くなっていき、1/30なんて手ブレ防止がついてないと使ってはいけない限界のような気がします。

ただ、1/焦点距離というSSを考えると、28mmレンズならいけないこともない?かといって、1/250というのも極端すぎる、、、

という1/100標準がないんだ??不思議でたまりません。このことがコストダウンへとつながったのでしょうか。シャッターを開発するのにコーパルとのやりとりが かなりあったようです。

おそらく、ISO100のフィルムを使うと、、オートにしておいて、1/250のSSにした場合、日向でF8、日陰や夕方はF3.5が選択されるのでしょうか。室内はもちろん、1/30へと 切り替えることが必須でしょう。まあ、いいんでしょう。

とりあえず、撮れれば。しかし、安く開発するといっても、このEE2になると、1万円を超えているわけで、この年の物価を考えると、かなりきてるんじゃないか?

廉価版二眼レフやRFの半額程度という価格で、現時点で言えば、D800が20万だとすると、いや、レンズ込みで30万は用意しても15万円程度のコンデジという 位置づけで、ライカか???という勢いのコンデジな気もします。。いや、安くはないですよ。決して。

どっちかっていうと、贅沢な遊びのためのカメラ、ライカに近い発想じゃないんですか??

しかし、ズイコーテッサーレンズは侮れません。あなどれません。これはかなりいいです。曇りさえなければ。

おそらくびっくりするほどシャープな画像を叩きだしてくれるでしょう。小さいですけど、固定焦点ですが、その分いい画像です。フィルムが小さいので その画素もあまり意味はないのですが、レンズが小さくて済むというメリットがあります。

このテッサーZUIKOを大きな一眼のレンズで同じ性能を実現しようとしたらもっと大きなものが必要です。

レンズ付きカメラのレンズは3枚のトリプレットです。ボケはいいですがシャープさはテッサー4枚レンズがいいです。かつ35mmフィルムなので、PENのZUIKOの方が大きくてフィルムが小さい分高画質 なのだと考えられます。あの毎回カメラごと買うシステムのカメラとは似て非なる画質だと言えると思います。いやでも、普通ですよ。きっと。

ただ、他の人のHPでは1.5mから合わせられるという話もあり、F値を上げると、手前も3.2mから1.5mまで合うようになるのかもしれません。

だとすると、あまり不自由はないのですが、どうしようセレンが壊れていたら???ということくらいでしょうか。。

あと、特筆すべきは大きさです。10cm程度の横幅って、スマホより小さいですよ。コンデジよりも小さい。これはある意味凄い。小さいだけならいくらだって あるんですが、いいです。

あとは、ひたすら、目測で距離を図ること、3.2mを見つけられるように図ることです。明るいとF値が大きくなりピントが合いますが、暗いとだめです。

ここで1/250か1/30かを見極めて変えるということなのでしょうか。。。結局、F値を大きくしておけるような撮影条件で撮影する?何かを撮りたい時は3.2m の距離にいく。これを徹底するしかない。非常に難しいカメラなのでもあります。

ただ、出来上がりはひたすら細かい写真がフレームに二倍ならんで出来てきますので、取捨選択が必要です。単純な記録なコンデジでいい。

味のある写真は少数で作りこみたい。つまり、24枚どりでも50枚程度、そんなに作りこむ写真を撮影してスキャンして加工するなんて、4倍くらい大変です。

参りました。やっぱりオート必須ですよ。露出計アプリなんて使って50枚撮ったら地獄です。嫌いになります。いや、ここはあえて、勘で撮りまくるとか、 失敗を恐れずに。の方が気分的には楽しいです。

しかし、旅行で撮る写真向きでもないので、結構大変です。色々と考えさせられるカメラです。昔は写ルンですなんかは多い枚数があるほうが旅行にもいいというのが あったのですが、今思えば、そんなに自分のことを写して何が楽しいんだ?と捨てたものが多いです。

このEE2で面白く写真を撮るには、1つの案として、

  • マニュアル、フラッシュモードでFは開放3.5しか使わずに、フィルムはカラーネガISO100を使い、SSは日向で1/250で、日陰で1/30で撮影する。

すると、白飛び気味の写真が撮れます。さらに、ピントをあえて3.2mよりもぐっとよってぼかす。などという手法は面白いかもしれません。ただ、手前の 被写体を写す時は背景は10m以上何もない状態でないと、後ろにピントが合ってかっこ悪そうですね。

また、3.2mよりも遠くを撮る、10m以上先の建物をうつせばボケた感じで撮れそうです。

シャープでボケが硬いテッサーのいいとこ台無しですが、遊ぶならこうするくらいしか、あとは、現像方法、フィルムを変えて、モノクロなど、変わった写真を 撮るということで遊ぶのがいいかと個人的には思います。

また、リバーサルでネガだけを並べて楽しむことでもいいかと思います。35mmでもスキャンに手こずって大変なものでかなり億劫になっています。すみません。
でも、昔もそうだったんです。節約のために半分のフィルムでいい。って、でも、普通1行事で1本使っていち早くみんなで見たいじゃないですか。

すると、枚数が二倍でもとり切るはめに。さらに印画紙にプリントする枚数が二倍ですので、当時は高いわけでして、当然、今まで1本分でいいものが2倍の 金額がかかるという問題が起きたことでしょう。

むしろ、業務用、記録用に向いたんじゃないのでしょうか??でも、印画紙は高い!フィルムだけなら割安。

つまり、リバーサルでスライドですね。それも、2枚1組のスライド写真です。何かを2つ対比させるようなスライドショーには最適でしょうね。

今は印画紙もなく、2枚を1組にするのもPCで簡単に。。。。ただ、操作が簡単なのでオートでスキャンしてくれるようなものがあれば、デジカメを使い にくい人でも記録しながら写真が撮れる。

親などの世代以上でコンデジがわかりにくいという人に持たせておくにはいいカメラです。ただ、フィルムスキャンが大変です。現像所サービスに頼むほうがいいですね。

毎日つかうなら、コンデジの操作覚えますね。。。。わかりません。

  • 撮影枚数の多さは同じ被写体で構図を変えながら3枚以上づつ撮る

これで、16カット程度の写真となり扱いやすくなります。勿体無い?たしかに。

そうなんですよね。枚数撮るよりじっと考えてるほうが良い構図ができたりするんですよね。。

  • 現像する時に半分にちぎって違う現像方法で現像する

マニアックですが、自家現像する時に、半分は濃度を変えて、半分は時間を変えて、、などと別の種類の現像を2つ試すと面白いです。

暗室で切り取ることで1カットは無駄になりますが。

  • やはり、2枚1組の写真として撮影してWEBなどにアップする

これがいいのでは?ハーフを1枚づつ見ると、劣化はいなめません。しかし、2枚で1枚とすれば同じ大きさのレンズよりも二倍緻密なのではないでしょうか?

パノラマのようにきっちりとることはできませんが、あえて、2枚に分けて撮影してそれを1つとして載せると、どうでしょうか??

Olympus PEN EE2を安く手に入れられた

相場は結構高く、整備品になるとかなり高く、1万円近く、以上したりします。 しかし、壊れていても5000円で売られていてそれを思わず買ってしまうほどの人気があるようです。

自分は皆が油断している時間の落札だったので、送料が高くて気になるような値段で手に入れることが出来ました。ラッキーでした。

普段は、ジャンク品と書いてあっても、1000円では買えない、4000円なんてのもあったり、4台まとめて出品されたりしていて、そんなに買ったら販売できますが、 お気楽カメラにあまり高いお金は、、、

という感じです。しかし、オークションでも2000円台で買えればラッキーという感じで、先日見た店舗では1万円程度していました。

そんなことだったら、オークションでデジタルPENを買ったほうがいいかと思います。しかし、ヤフオクは国内におけるオークション取引というシステムを確立した功績は大きいです。

正直、自分が安く手に入れられたから浮かれているだけで、本当はあまり欲しいと思っていませんでした。悔し紛れに「ピント合わせもできない。見た目が独特すぎる!」などと毛嫌いしていたのですが、本当は人気があって割高なのが羨ましくて、でも、割高なものを買うほど余裕はないので、見ているしかなく、買えない自分を慰めるために言っていただけでした。

本当は、魅力的な特徴を備えたカメラでぜひ、持っておきたい一台だったわけです。このカメラ、好奇心をくすぐる部分が多々あります。

Olympus PEN EE-2の特徴について思うこと

このペンシリーズ、とくにこのあたりのモデルがつまり、PE-EEやEESあたりが特徴的なグレーとセレン電池のデザインで特別です。EE、つまり自動露出制御という高機能を実現しています。

これが1960年初頭に発売されたんです。そして、累計でPENシリーズは1700万台を出荷したそうです。これって、ちょっとやそっとじゃ、 最も売れたゲームソフトより売れた?最も売れたCDシングルにはかないませんが、売れすぎですね。

そういう理由があったわけだと思うのです。

はじめはこのEE、EESシリーズのデザインが気に入らなかったのですが、 実際、家に置いてみると、しばらく見ていると考えが変わってきます。

見た目の問題は好み、嗜好ということがあるのですが、実に機能的で優れているということに気がついた時に、ああこれはいいデザインだなと分かりました。

決して、見た目でウケを狙ったわけじゃないということが尊敬するきっかけです。

クラシックカメラを買っていると、故障品に出くわします。機械の部分はどうにかなるわけですが、電気の部分は部品を変えるなどしないといけません。

また、ちょうど壊れやすいというのが電気が導入された頃からです。

とくにこれくらい年数が経っているカメラになると、電気を使っているともうアウトということが結構あります。そして電池が特別な物が多く、当たり前ですが、そんな昔の電池の規格が今あるわけもなく、大変なことになります。

つまり、クラカメを選ぶなら電池なしで動くものがいいわけです。そうなると、ほんとうに中判か、35mm初期のものしかないわけです。EE、Autoなどとついていると、ほとんど電池式です。

セレン電池というのはツブツブの透明なイクラみたいなやつのことですが、 太陽電池ということだと思います。これを利用して、露出を自動で変えるなんて凄いです。ただ、それなりに面積を必要としたようで、小さいカメラのわりにとても多くの部分がセレン電池となっています。

よくあるのが、レンジファインダーの横にフラッシュのようについているものがありますが、このPENようにレンズに近いほうが誤差が減るというものです。

また、デザインとしても、このセレン電池を最大限活かしているということが特徴です。そのセレン電池のお陰で、 半永久的に使える、電源いらずのカメラとなります。本来は非常に壊れにくい、電気をつかっていないカメラの次に強いはずです。

PENの場合は、EE-2の場合は、セレンが壊れていたら、1/30固定でFを自分で変えていくかたちに なると思います。できないこともないです。

また、オートでもマニュアルでもできることは限られていますので、決して好きなF値で撮ることはできません。

しかし、APSサイズのフィルムが生産されなくなった今でも35mmフィルムを半分にして使っているこの大昔のカメラは使えてしまいます。ほんとうに賢いです。縦横を変える必要がありますが。

ファインダーも安い一眼レフのレンズをつけて暗い、ピントが合っていないよりかは、ガラスがはりあわせてあるだけのこのカメラの方がよほどいいです。

撮影される範囲を示すフレーム枠も明るく見やすいのですが、なぜか、角が丸まっているあたりが面白いと思います。うつる範囲は角は尖っているはずですが、なぜなんでしょうか、、面白いです。

最近、この時代の高機能カメラで電池式のもので全く動かずにただのジャンクとなったものがあったので、なおさら強く感じるわけです。

二倍の値段がするカメラでも動かないものは飾りにしかなりません。その点、動作するPENの方が小さいのにやたらと輝いて見えているという状態です。特にそういう電気式の古いカメラの失敗例があると余計に輝いて見えますね。

できればクラカメ、中古は電気を使わないものを選ぶべきだと、そう思います。

といっても、 35mm判のほとんどが電池を使うのです。

カメラの修理は静かで広い机で温かい格好でやること!

プロじゃない限り同じカメラを何回も分解している経験はなくつねに新しい機種であったりします。

こんな説明もないのにいきなり分解するって、当時の開発者が他社の製品を分解して解析したのと同じくらいに大変で、開発者のように仕組みを知っている 人がやるようなことです。

何もわからない自分のような素人がやるときは、頭をフル回転させて湯気がでるほどに本気になって必死で凝視して、

とにかく、真剣勝負なのです。

そんなときに外部からの騒音が入ってきたりして著しく精神状態をかきみだしたり、寒くて体ががちがちになるとただでさえ肩や首の筋肉が固まりやすいのに、 もう、体がおかしくなるくらいに結構が悪くなります。

頭が働かなく慣れば、知恵の輪のような隠しネジや分解方法なんてわかりませんし、ネジや部品は20-30以上は当たり前にあり、記憶が飛びます。

まあ、とにかく、それよりもネジを弾き飛ばしてどこかへやってしまうと見つけるのに1H以上かかったりします。愚かですね。

とくに大事なのが、工具や道具も20以上使うというい事です。

それらが締まってある場所からなるべく近い場所でやるべきです。

寒いからといって、違う場所でやると、それらをいっこづつ持ってきて片付けてってやると、地獄のようです。

さらに、作業用の広い机がないと、もう、部品は落とすし、最悪です。パニックとなります。ということで、厚木をして、騒音対策に耳栓くらいして 広い机で手を伸ばせば必要な工具がそろうところでやるべきです。

ほんと、机の上が綺麗じゃないと仕事がはかどらない、ミュージシャンまでがそういうことを言っていたらしく、そんなこと関係ないだろう、、

って思いましたが、そうでもないですね。IT社長が机の上が散らかっていていい仕事ができるか?って、PCの中で完結する仕事でさえいうんですよ。

そんなのいいすぎだ!と思ったりもしましたが、机であれ、デスクトップやフォルダはすっきり分類されていないと、非常に非効率です。

まあ、経営者の人は作業者より契約書など書類をみる機会が多いので、机の上にこだわったのでしょう。

作業者でいえばデスクトップ環境がかただういているかが重要です。私も面倒がってほっておくとデスクトプがびっしりとなります。たまに 掃除して、フォルダをまとめてすっきりとさせます。そうじゃないと、非効率です。

つまり、カメラの分解は修理なんて、ただでさえ難しいんだから、体調が準備が万全でいどめ!

ということです。ほんと、寒い格好をしてると、肩首がかたまり、血管がやられるかもしれません。カメラ修理は危険と隣り合わせなのです。

つまり、労働作業と同じです。そういうことに注意して賢く、楽しい範囲でカメラのレストアを楽しんでください。

This post was last modified on 2018年11月1日 8:45 PM

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