Leitz Elmar 50㎜ f/3.5

 

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対応したレンズフードでない場合、装着できても、通常撮影時、フラッシュ撮影時にフードの影が映り込むことがあります。 ご注意ください。
ネジ式、バネ式、その他の装着方式があります。ネジ式の場合には、レンズの直径とネジのピッチを確認する必要があります。
レンズキャップはバネ式の場合、レンズの直径が合えばある程度、汎用的に使うことが可能です。径が同じ他メーカーのキャップが使えることも有ります。




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Leitz Elmar 50㎜ f/3.5の情報

  • 発売メーカー(Company):ライカ(LEICA)
  • 発売日(Release Year in Japan):1930年
  • 発売時の定価(Price:JPY):円
  • 焦点距離(Focal Length):50mm
  • 絞り(Diaphragm):3.5-16/18/22
  • レンズ構成(Optics):3群4枚(groups,elements)
  • 最短撮影距離(Close Focus):1m
  • 重量(Weight):g
  • 対応マウント(Mount):LIECA L(後発のLIECA Mマウントのものも流通しています。)
  • 備考(Description):バルナックライカとともにかなり安価な値段で売られています。ここからライカの世界に入るのも1つの手です。レンズ自体の性能は標準的な位置づけのものですが、時代が古いだけに今のものと比較すると、フレア、ゴーストなどの発生は避けられないものです。クラシックレンズとして考慮する必要があります。フィルムカメラ、さらには、モノクロ写真のレンズとして開発されたものです。それがカラーを写すことができるだけでも驚異的なことです。

    発売当時の時代、ロシア(旧ソビエト連邦)の企業組織により、エルマーに近いレンズとしてIndustar(インダスター)というレンズ群がたくさん製造されました。このレンズが今でもかなり多く流通していて、簡単に入手することが出来ます。簡単なLマウントレンズとして人気になっています。また、写りも実際にエルマーとインダスターを比較した写真などがよくありますが、どちらが悪いとは言えず、微妙に色みが異なる程度の差しか見られない程度で、ほとんど同じに近い優良な代替レンズとして重宝されています。

    ただし、中味は3群4枚でエルマーと同じなのですが、絞り羽根の位置が異なります。エルマーはテッサー型とは構成が若干異なります。インダスターはテッサー型を採用しています。また、テッサー型と、クセナー型などというように、同じ3群4枚構成であっても、微妙に違うものが色々とあるように、このエルマーに近いレンズには、他にもいくつかのなバージョンがあります。それも単純な模倣ではなく、レンズの設計が異なることからも、それぞれのレンズで性能が発揮できるような設計になっていることから、しっかりとした写りをすることが分かります。

    中国において作られたエルマーに近いものもあるようですが、これは貼り合わせレンズの位置が異なっているそうです。これもまた、違いを楽しみだすと奥が深いものです。

    こういうこともあり、エルマーコレクターの中には、インダスターなどのソビエトのレンズを集めている人も多く居ます。
    また、ライカカメラに入門するときに、どうしても、金銭的な制限があってライカのカメラと、標準レンズのような位置づけのELMARを買うためのお金がない場合に、手軽に楽しむために、ライカのカメラ本体と同じマウントを持つ似たような外観のカメラと、このインダスターのようなソビエト製のレンズをセットで買うことをよく行います。それで所有欲が満たされずに、いずれ、本当にライカって書いてあるカメラがほしいという衝動が起きてきて、抑えきれずにみんな買ってしまうことはよくあるのですが、ライカマークがついていればなんでもいいから欲しいという末期症状に悩まされているライカ好きになってしまっていることが多いようです。

ライカElmar 50mm F3.5の類似品

  • INDUSTAR-22
  • 沈胴Elmar 50mm 3.5の類似品です。
    1948年ごろから1960年頃までソビエトで製造されたというものです。オリジナルよりは若干、後発です。
    古いものであり、質感も十分で、見た目の銘板の文字を気にしなければ気が付かないこともあります。
    十分に写りも同様レベルのため、人気がありますのでそこそこ高値です。

  • INDUSTAR-50
  • Lマウントですが、黒色鏡筒でLマウントライカには少しマッチするかどうか微妙です。
    あまり出回っているところをみかけません。やはり、INDUSTAR-22の方がどう見てもにんきだったのでしょう。

L型ライカの類似品

  • ゾルキー1、2、C、2C、3(4以降のデザインは少し微妙かもしれません。)
  • バルナック型ライカの中でも往年のカッコイイと人気の評判のモデルです。おそらく、バルナックライカは、DIIIタイプがデザイン的にも最高峰で人気なのでしょう。Mタイプでもクラシックの雰囲気を保っているのは、M3の形であり、相変わらず人気です。あとは、近年のデザインになったものとでわかれるようです。
    そのクラシカルな雰囲気のライカで利便性も高く、新しいレンズのMマウントが使えるようなもので、一番、クラシカルなデザインがM3であり、それが一番人気なのはファインダーがどうこうという理由以外に、わかりやすい理由な気がします。もし、Lマウントレンズでもいい。それでいくというなら、バルナックライカがボディの左側よりにレンズマウントがあるおかげで、M型ライカよりもだいぶ大きいと思ってしまいますが、実際には、寸法は若干程度の差です。すると、同じ大きさで、バルナックライカの飛び出したノブの豪快感を見ると、もう、他のもものが目に入らなくなるくらいにインパクトがあるわけです。これが大きさが大きいなら、大したことはないのですが、コンパクトカメラの大きさに、あのたくさんのノブや窓が付いているという様が、まさしく、凄いものだなという印象を与えます。

ところで、粗末に扱われがちなゾルキーですが、これは実はM3と同じか、微妙に小さいのです。これは実物を手にとって、触ってみると、かなりその良さが分かります。バルナックライカも安くなり、ゾルキーは高くなり、あまり大した価格差ではありませんが、上述のゾルキーに関しては見た目はバルナックライカとも言えます。
ノブが重い、操作性が、、といいますが、多少のことは我慢して、許容レベルの範囲内であるものが普通の状態です。あまりに重いのは使い方が分からない、固着しているというメンテが必要な状態なこともあるのではないでしょうか。とにかく、触った感じは、雑だと思っていたら、かなり精巧にちゃんと作られています。筐体のつくりや蓋などにおいても、ぴったりと、しっかりとしています。中途半端な昔の国産カメラよりはずっといいです。もちろん、モルト要らずです。

ところで、Lマウントライカやゾルキーのこれらのカメラは底蓋しか外れない構造になっていて、フィルムをカットしてセットするか、カードを使う、バルブにしてマウント側から指でフィルムを送りながらセットする、という方法があるようですが、実に上手くやると、何もせずにセットできるようです。

方法は、フィルムとスプールをつなげて半分くらいして、フィルムをピント張った状態にしておいてから、最初にパトローネ側を押し込み、つぎにスプール側を押し込むと上手く入るそうです。多少の慣れは必要ですが、まだ、練習中ですが、これに慣れたら便利だと思います。

エルマーの類似品レンズもそうですが、バルナック型ライカ、Lマウントのライカにおいては、すでに、ライカオリジナルだけでなく、日本の各メーカーなども製作しており、それらのクオリティーや希少性が高いので、かなりの高額で、オリジナルライカよりも高いことさえあります。

レンズにおいても、ニコン、キヤノン、ミノルタ 、、各社、レンズをLマウントで製作して、自社のレンズを投入しています。これらの中味は各社の自前のものであると思われますが、デザインに関しては、カメラ本体とともに、レンズもライカを意識してか、かなり、スマートで洗練されたものになっていますので、高くても納得です。

ゾルキーの当時の価格はいくらだったのかと、興味をひかれるところですが、かなり情報が少なくて苦労しますが、ゾルキー4がジュピターレンズ付きで1万円程度だったようです。これは、つまり、1956年発売なので、昭和で言うと、昭和31年ということですので、かなり古いですが、公務員の初任給が1万円くらいのようです。統計さえ、まだ、正確にない時代です。ということは、20万円程度で、一眼レフ中級機程度という値段になっていたようです。ただ、ゾルキー4ですので、ゾルキー1の1948年にはもっと、割高になっていたようです。年代は違いますが、家1軒分というライカとは違い、軽自動車程度の感覚だったようです。それでも、十分に高級品です。フィルム代、現像代、焼付け代、、贅沢な趣味であったことは間違いありません。そういったセレブ達を満足させるクオリティではあったわけですから、安物、わるもの、で無いことは確かなようです。

Elmar 50mm F3.5の写りは美しいか?

これは評論家の方のコメントなどでも、実にエルマーらしい、なんとかな感じで、滑らかな暗部からハイライトへ向けての階調で、黒い部分と白い滝を写したこの写真はエルマーの特徴を語るの適切な1枚であるというコメントがもっと、何従業にも及んで書いてあったりするのをみると、本当に巧みな言葉の表現描写がすごいなと感心するものがあります。おそらく、言いたいことは確実にあって、得てしてそういうのは一言で、なんとかがなんとかだ。と言えるものが多いのですが、どうやら、これだけ長い言葉の説明が必要だったりすると、とても、それが曖昧な美妙な違い、もしくはほとんど、類似品のテッサー型の同型のレンズと差異を感じられないレベルじゃないのかというほどにまで、よくわからないのではないかという気がしてしまいます。

実際、エルマーで撮られたという写真、それも白黒写真が掲載されているのを見てみましたが、どこがどう凄いというのはその写真からは分かりませんでした。さすがに、これだけ分からなかったことは他のレンズのレビュー、インプレの説明においても、見たことがありません。正直、シャープでもない、階調が豊かでもない、白飛び黒つぶれがあるテッサータイプによくある写りで、なんとなく、古いレンズらしく、古ぼけたソフトな写りになっていて、モノクロ写真のフィルムは現代では物凄く高精細な粒子を載せていて、びっくりするくらいに細かい部分の描写が得意で、階調も素晴らしくグレーがこれほど種類があるのかって感動するくらいに凄いものです。

それはフィルムで白黒フィルムを使えば、デジカメでモノクロ変換しただけのものとは比較にならない、というか、違ったものが写るという感覚を得るくらい違うものです。

それを使ってテッサータイプのエルマーレンズで撮影したものはさぞかしシャープで精細な写りをするのだろう、、シャドーとハイライトが明確に飛び抜ける性格を考えれば、凄いガチゴリな写真が撮れているはずだろう、、、なんて思って見ていたりしたのですが、どこがジャスピンなのか微妙な気がするほど、微妙な、、これでレンズの性能がでているのか??という不思議な感情に陥ります。これほどまでに不思議な気持ちのライカはヘクターレンズなどのクラシックレンズにあるような気がします。

つまり、他の似たようなレンズがないヘクターレンズのようなものであれば、これはライカだろうと分かるかもしれませんが、似たようなものが世界的にカメラ史上最も多いテッサータイプにおいては、いくらでも似たようなレンズがあるために、ほぼ、ELMARレンズであると判断できる材料がありません。おそらく、持っているか、持っていないかで判断ができるほどではないと思います。
おそらく、フラット、ナチュラルな写りをするというレンズなのだと思います。元々、テッサーレンズはそういうレンズですし、もっとも、普及したフィルムにレンズが装着されている、世界一売れたカメラ?(フィルム)にも採用されるほど万能的要素の強いテッサーレンズです。当時から、その平凡さを発揮していたに違いありません。

しかし、これをカラーで撮影することが現在はできるわけです。ライカであっても、モノクロフィルムしか無い時代のレンズで現代のカラーフィルムで撮影したら、それはライカの範疇を超えてしまいますし、本来の使い方じゃないので、本当に行けないことだと思います。これが悪くても誰も文句を言ってはいけませんし、良い場合はさすがライカ。未来まで予測して対応できるようなレンズを作ったのか?と感心してください。

実際、カラーで撮影してみたという写真がブログなどでは、たくさん出てきます。
そして、それらの写真を見るたびに、コメントが見つからない、「うーーーーーーーーーーーーん。。。。。。。。。。。。ふーーーーーーーーーーーー。。。むーーーーーーーーーーーーーーー。。。」と、まあ、そんなものです。

これで、ライカを買って始めたら、写真の世界に目覚めて、今まで違った写真の撮り方を覚えるようになるよ!っていわれることがありますが、それを体感するのはエルマー50mmF3.5のこの初期型だったのか?と言えば、ちょっと、シブすぎであると思います。これでは、音楽初心者の人にいきなり、超マニアック志向のハードロックを聞かせてもノイズで不快になること間違いなしというのと同じような気がしてしまいます。

つまるところ、ズミクロンでカラー対応しているものなどは現代のレンズと性能を比較しても並ぶというほどに、凄いもので、これは明確に分かりやすい凄さがあります。さしずめ、派手さをもった銘レンズです。しかし、エルマーは渋さを持った銘レンズであり、これの良さは表現できないと思います。実際に撮ってみるしか無い、そこで撮れた写真が全てであり、それしか比べようがないと思います。

そしてそれは、シャッキ、キリッとした感じよりも、オールドクラシカルな雰囲気のソフトな感じで、実になんだかなあという感じですので、多分、ベストショットを撮っても、おおおっ!とは驚け無いかもしれません。芸術、美術の世界と近いのかもしれませんが、美術などは本当に分かりません。感心がないからとか言って、あなたにはわからないでしょう。。みたいなことを言う人もいますが、初心者に分からなければ、それはいいものとは言えない、誰が判断するかは、皆が判断するものであって、そういうのは、とても上手い画家が、一見下手くそに見える絵を書いた時に、その画家がどういうことを考えて書いたかを分析するようなマニアックさでもあるといえます。ただ、はっきりって、そういう分かったフリして、美術館に行って絵画が分かる風にしている人ほど、分かってなくて、名前だけに騙されていて、何度も名画を見ているはずなのに何も見る目が肥えてない!ということがよく有ります。流行りの雑誌で特集が組まれたからといって、そこに行くことがステータスだと思っているような感じで、ブランドものに弱い人が居たりします。

そこで、どこがいいのかわからない!というと、途端に、あなたには絵の良さは分からないんだ!と、痛烈に批判してくる人が居ますが、絵を書くことが、画家の凄さを理解する方法であり、絵を現代美術館で眺めて知ったかぶりをすることが、絵画の良さをしるのにいいわけじゃありません。もちろん、見ることも大事ですが、筆を握ったことがないような人が見るだけ見て、ほざくな!と思います。

写真もまた、それと同じで、撮って見てごらん。そうしたら、ライカの良さがわかるから。
ということだと思います。おそらく、たくさんのテッサーレンズを使っていく中で、本当に微妙な差異があるのですが、それが分かるようになり、エルマーの良さを見出して、他には真似できない違いが有り、それこそがライカステータスだと思えるのかもしれません。ただ、ライカもブランド物の代表で、ブランド大好きなこの国の人にはライカって書いてあるだけで高く売れますので、どうかな??っていう疑問も残ります。

*記載ミス、調査ミスなどもあります。また、製造年により仕様が変更されていることもよくあります。ご購入の際には、現物をよくご確認ください!


[ Leica (Screw Mount) Cameras ] Groupの作例、撮影写真 (http://www.flickr.comより)

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