フイルムカメラ

Ricoh 500GSの使い方、分解方法、レンズ掃除、ファインダー清掃、モルト交換、撮影写真、作例

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Ricoh 500GSの仕様、スペック

  • シリーズ名:Ricoh 500Gシリーズ、Ricoh 500G、Ricoh 500GS、Ricoh 500GXなど
  • レンズ:Rikenon 40mm F2.8(3群4枚)
  • 絞り:F2.8-F
  • シャッタースピード:B,1/8-1/500
  • 最短撮影距離:0.9m
  • 電池:
  • 重さ:420g
  • 発売年:1973年
  • 発売価格:18000円
  • オークションでの取引価格:1000円-4000円程度

 

理研のカメラをまた買うとは思いませんでした。昔、一眼レフも家にあってお世話になりましたが、また、最近、古いカメラに目覚めてからも中判などを見ていると、いいものがあったりして買っていました。さらに、また一台、35mm判が増えるとは思いもしませんでした。

さすが理研らしい、いや、リコーらしい、堅実な質実剛健なカメラです。海外高級カメラに充分に対抗しうる性能を持っています。 何か、こう理研光学というインパクトが強い、意味を持っている気がして、どうしても、いい易さから理研とさんと呼んでしまいます。リケノンレンズにも、リコノンではなくて、リケノンにしているんですから、もちろん、理研という意識が強いのだと思います。なんだか、理研だったのか、、と思うと、なんだか納得です。こういう物を作るであろう、ああ、十分すぎる性能を持ちあわせていて、一社独特なことができるのも理研、いや、リコーのカメラの特徴です。

自分は理研という名の方が好きです。なんだか、そっちのほうが、いい感じがします。なんだか理研のレンズだって思うと、とても、信頼性が高い気がしてしまうのです。不思議なのですが、また、理研光学としてやって欲しいです。何だか発音もRicohだと音が抜ける、なんか拍子抜けの感じなんですが、RIKEN!と言われると、NIKONよりも強いメーカーな感じがします。事実、かなり強いとは思いますが。

レンズはいわゆるシャープな切り取りのテッサーですが、6枚構成などとは違い、すっきりと鮮明に切り取ってくれます。

テッサーは色々と使われていますが、カメラに寄ってはレンズが小さい、設計が違う理由により、それほどまでのテッサーの特徴を出し切れていないものもあります。

しかし、このテッサーレンズは作例を見た感じでは、こってりとした感じもあり、逆光で白飛びしまくっている感じもないので不思議です。

シャープさはテッサーらしい鋭利な感じがします。富岡光学製らしいですが、よくわかりません。。最近ではレンズの型によって、写真を撮ることを考えるようになりました。

このレンズはこれだからこういう撮り方をするといい写真が撮れるなんていう感じです。全く難しくはありません。。古いカメラですから、4パターンくらいしかありません。

ただ、写真はカメラで撮るといってもレンズとフィルムで撮るものです。まして、魂で撮るものでもありません。冷静に考えて、 これでとればこうなるなという、予測をしてとっていく感じです。おさんぽかめらはそんな力の入れ具合です。

人気の機種に500GXがあります。出回っていないです。人気なのでしょう。見た感じがいいです。まるでローライ35のようです。

というか、その当時のかっこいいはそういう感じだったのでしょう。

電池がないとシャッターが押せない仕組みが付いているそうです。これのせいで電池がないと使えないということになっていたら、私には全く興味がない カメラとなってしまいます。

このカメラしかなかった!

国産レンジファインダー機を探しに探しまくって、メーカーの発売されている機種などを調べていって、最終的にリコー500GSが良いということで買うことにしました。

今までこんなに調べてからオークションで落札するようなことはほとんどありませんでした。

今まではどちらかというと衝動的に安いものが出ていてたか、欲しいという感覚のままに入札ボタンを押してしまうのでした。このようなやり方ですから、必ずいつも買った後で不満が残ってもっとこういうものが欲しいこういう、機能がものたりなさを感じてしまったものでした。

そこで今回は明確な目的を持ってレンジファインダーカメラを探すことにしました。

もともとローライ35のような小さくてコンパクトでマニアル操作ができ、電池がなくても撮影できるようなそういったものが欲しかったのです。

レンズはもちろん良いに越したことないのですが、一眼レフのようなゴリゴリとした分厚いような感じのそういった写りではないものがいいと思っていました。

こう考えるとやはり海外製のカメラを探した方がいいのだということになったのですが、何せそれが品数が少なく値段が高く、状態もあまりよくなかったりして、国産で探すことでにしたのですが、金属の塊という感じでとてつもなく重いものばかりでした。

どうして、海外の製品のように、コンパクトで、マニュアル操作で撮影でき、電池がなくてもシャッターが押せる機種がないんだ!!!という絶望的な気分になるとは思いもよりませんでした。

そういったものを探していると、どうしてもレンジファインダーのコンパクトで探すのですが、しかしいくらオークションの写真だけを眺めていても、どれがコンパクトなんだかさっぱりわかりません。

わざわざ毎回毎回、重さを調べるためにホームページを検索して、その大きさ重さなどを調べていきました。

次第に少しずつわかってきたのが、やはり国産メーカーはどこも似たようなことをやっていて、ライバル会社に負けじと同じ製品、同じ性能持った、同じ機能持った製品を発売しているようです。

また、その時にもどうしても名前からすぐに分かってもらえるようにと、製品名にそのカメラの特徴を凝縮しているようなそういう特徴あることに気がつきました。

具体的に言えば35mmのコンパクトなレンジファインダカメラを探しているのであれば、Cという文字が入っていて、製品に35と書いてあるものが、自分の求めているカメラの大きさの要件を満たすのでありました。

そこでカメラメーカーのカテゴリーを調べていきました。

カテゴリー10社程度ですが、1つずつ調べていくと必ずコンパクト型と言われるレンジファインダー機がありました。

おそらくある会社が、コンパクトなレンジファインダカメラが欲しいという消費者のニーズに答えて販売しはじめたのでしょう。

そのためコンパクトに人気が集中するのが妥当だと思うのですが、一応に皆コンパクトカメラを出しています。

そうなると、別に悩むこともなく好きなメーカーのものでいいはずですが、現代には特有の問題があります。

それはまず、電池が昔は水銀電池というものがメジャーだったのですが、環境汚染の問題があって、つくらないようになったのです。そのためアルカリ電池を使ったボタン型電池を使うようになりました。

これは水銀電池の電圧、容量と違うので大きさも、同じものがあるというのは稀なことで、ほとんどが類似のもの組み合わせたりアダプターなどをかいして、どうにか使えるようにするようなものです。

その代替となる電池が安ければいいのですが、ものすごく高くなったりします。また、アルカリボタン電池で済むものもあるのですが、電圧降下が早いようで使ってぞすぐに電圧がさがってしまいます。

こうすると、露出計などの精度がくるっていってしまったり、機能が動作しなくなってしまいます。

そのため電池を使うようなタイプのカメラというのは、例え、現在普及しているアルカリ電池が使えるような場合でも、電池があまり持たないためやはり定期的に交換する作業必要になってくると思います。

そこで考えたのが、およそこのことレンジファインダーカメラは露出計に電池を使う物、シャッターを動作させるために電池を使うものがありました。

特にシャッターを電子式のシャッターを使っているカメラなどはかなり大きな電池を全力で使うので電池の容量もそれなりに大きくなければなりませんでした。

それはまるで、小さい乾電池のような電池使っていたりすることです。この電池はボタン電池を4つぐらい重ねて擬似的作ることができますが、非常に少なくなってしまいすぐに取り替え時期がきてしまいます。

もちろん、ちゃんと適合するような電池やアダプターを使ったりすることで、場合によってはちゃんとうまくマッチしていてちゃんと長い間電池が持つ場合もありますが、やはり定期的に変えなければいけないということは結構なストレスです。

こういった古いカメラを買い漁っていると、どうしてもたくさんのカメラが集まってしまい、実際、使うのはたまにということで保管してる期間の方が長いことがほとんどです。

それが同じ電池を使っていてと、りかえば可能であれば毎回入れ替えて使っていけないのですが、カメラによって電池が違っています。

その場合はたまにしか使わないカメラのために、その電池をもっておかなければいけません。もちろんカメラから抜き出して消耗をふせぐこともできるでしょうが、それはそれでまたひと手間かかります。

ただでさえ、フイルムという消耗品があって、それが写真を撮影するということに対して少し抵抗となっているのにさらに電池というものまで必要となってくると、写真とるのが億劫になるかもしれません。

たぶん多かれすくなかれ皆同じの考えがあるでしょう。

また、もっとも現実的なこととしましては、電池を使う仕組みのカメラはどうしても電気的でユニットを使っているものがあって、その部分が故障したりすると直すのがかなり専門的な知識がないと無理なったり、使えなくなります。

新たに電池がもったいないということだけでなく、動作に影響があるので中古品の場合には動作自体が危うくなってしまうことがあるので、そういった電気式のカメラを避ける傾向にあるよです。

今ヤフオクなどを見ると、古い一眼レフなどが本当に安く安く売られています。特に一眼オートフォーカスの機能がついたようなものですが、ものすごく安くて10台で1,000円ぐらいで売られていて、とてつもなくやすかったりします。

また、昔はほんとに高嶺の花だった高級一眼レフのボディがカニのように積まれて売られていたりします。

思わず買ってしまいがちですが、やはり露出計があってそれを動かしている電池があります。

こういった物がレンジファインダーカメラよりも多くが電気式で、壊れたりシャッター自体の電子制御になっている場にはその部分が壊れてしまったら、もうシャッターが切れなくしまいます。もちろん、部品がありませんので、自分で同じものを買って移植するしかありません。

もう巷では言われていることですが、少し古いよりも、ずっと古い大昔のカメラの方が頑丈で、長持ちするということです。おそらく、大昔の50年以上昔のカメラなどは10年たっても100年たっても再び使うことができるでしょう。

しかし、20年程度昔の国産フィルムカメラは、そのまま使えなくなるという状態になってしまいます。

光を感じ取って反応するような電子部品は時間の経過とともにやはり劣化していくものです。

最終的が使えなくしまいますので、完全に機械だけで動き、機械式のカメラで電気を使わずに機械的な構造で動いてるものに比べると、やはり年数がたつと次第に使えなくなる確率が高まってきます。

別に自分が何百年を使うつもりで買うわけじゃないのですが、既に何十年も経過しているカメラを買うわけですから、買った時に壊れている、買ってからすぐに壊れるということが発生したり、また異常が起きてもすぐに自分で治せるようなカメラではなくなってしまうと思います。

探しているレンジファインダカメラの要件として、知らなくてもシャッターが作動するということが1つ条件でした。

また、もう1つの条件がマニアルで絞り値とシャッター速度を変えることができるということです。

これは電池がない時に、また、自分で電池があってもなくても自分で好きな絞りで撮影したいということで、そういったものは必須のことでした。

やはり、写真の撮り方や雰囲気をとるときは、絞りを変化させることが多いです。

また、露出をオーバーにすることもよくありますので、どうしても好きな露で好きな絞りのためマニュアルで撮影する必要があります。

この条件を満たすレンジファインダーカメラでコンパクトサイズのものというのは実は非常に少ないことがわかったのです。

他にもあるかもしれませんが今現在自分が分かっているのはローライ35シリーズとリコーの500Gシリーズという、この2つだけです。

他にもコンパクトサイズで見るからにかっこよく、ローライ35みたいな見た目をしているカメラがたくさんのですが、電池がないとシャッターがきれません。

またハーフサイズカメラもたくさん販売しています。

しかし、結局、マニュアルフォーカスが決められて、搾り、シャッタースピードが替えられて、電池がなくてもシャッターが切れる、この条件満たすものというのはこの2つしかないのです。

オートとか、エレクトロとか付いていると、マニュアル撮影できない、電気式の制御という意味でまず要件を満たしません。

もちろんコンパクトでなければそういったものもたくさんあります。

レンジファインダーカメラでも大型になってくると、だんだんと一眼レフに近づいてきて、本格的なユーザのためにマニュアル機能が充実してきます。

こういったものは絞りシャッタースピードは自分で調節することができます。機械式のものがあったりして 電池がなくても撮影することが可能です。

大型レンジファインダーカメラは800グラム前後もあって、むしろ、最近の一眼レフカメラより、重たいのです。

コンパクトレンジファインダーカメラと言えるのはやはり400グラム以内、10センチ前後の横幅でしょう。

このサイズですが、やはりポケットに入れるには丁度良くて、首から下げるよりもハンドストラップのような気軽な感じの持ち方ができるサイズだと思います。

とにかく小さい軽いということはものすごい価値があることなのです。このように携帯することによっていくつもの恩恵が受けられます。

とにかく何かを狙って常に緊張した状態で身構えて被写体を撮影するというような取り方ではなくて、散歩しながらふといいなと思った風景をとりたいと思った時に撮るようなそういう使い方をしたいのです。

そもそも、レンジファインダーカメラ自体が、二重像を合わせるだけという、お気楽なカメラで、一眼レフになってくると、スクリーン上にある中央の丸い円の中を凝視して、2つに割れた像が一致するまで凝視しながらリングを動かしていくことになります。

この作業はほんとにかなり苦痛なこともありまして、当然遠くの被写体の場合には小さく見えますのでピントをあわせるのが大変になってきます。

また、近い場合には、髪の毛などのように線のようになってるものも見ながら像が一直線なるようなところ見つけるよう します。

しかし、必ずしも可能であるような被写体とは限らないのです。

一眼レフのピント合わせよりもレンジファインダーカメラの二重奏合わせるほうがよほど楽です。また、距離のメモリあわせて目測で撮影する方がよほど楽です。

デジイチにオールドレンズをつけると、ピントがあうと、ランプが点灯するものが有ります。これがなかったら、絶対に合わせられません。やる気も無くなります。

今、人々を求めているかもというのはレンジファインダーカメラで小型でコンパクトなものなのかもしれません。

ローライ35が人気になったのも、アニメで取り上げられたからだけではなく、ブランドだけではなく、本当に実用的にユーザー求めているニーズがくるものなのかもしれません。


コンパクトなカメラRicoh 500GS

Ricoh 500GS、Gシリーズは国産のレンジファインダーコンパクトカメラで最も優れた機械式のカメラかもしれません。

電池が無くても動作する、フルマニュアル可能な唯一のコンパクトなカメラかもしれません。ほかにも探してみます。

下にあるのは写りに関しては最高水準の国産レンジファインダーカメラのミノルタハイマチック7Sです。ROKKORレンズはシャープさが定評のレンズです。

写りに関してはこれが満足できるんですが、この大きさの差です。重さの差となって、350gくらい、約2倍の差があります。

機能はほぼ同じと言ってもいいです。F1.9かF2.8か、ガウス型か、テッサー型か、そういう違いならば、500GSを選びます。むしろシャープさではテッサーにも優位性はあります。ボケの効いた写真は?

ミノルタについているROKKORレンズはきれいなのですが、ボケが若干二線ボケになりつつあるような気がします。それでも、マシな方ですが。
正直、同じ機能水準だと言ってもいいです。勝手ながら。。それにして、この大きさ、重さが軽い500GSはどれだけ優れているか?

ということが分かります。

PENよりは重いです。大きいです。しかし、それでも小さいです。PENの中でも色々できるPEN Fは、127×69.5 ×62.5mm F1.8のレンズを付けて、約560gです。

500GSは420gで 111mm×71mm×56mmとなっています。これは、大きさ重さにおいて勝っています。

レンズが1段程度暗い、その差でしょうか。レンズが取り替えられない?

いやいや、そんなことはどうでもいいことでした。PENは時代と画期的という意味でいいわけです。

それにしてもハーフサイズですので、やはり画質では不利になってしまいます。

普通は下の方の大きさです。

オークションで小さそうに見えても、これくらい大きくて750gと重いものです。

デジカメでは軽い、小さいはだめだ、手ブレするとかいってたくせに、フィルムでは途端に軽い小さいがいいという、わがままな自分でもありますが、

このレンジファインダーの800g弱というのは、今の一眼の800gとは比べ物にならないほど重いのです。比重、重心のバランスにおいて、苦痛になります。

イメージとしてはレンズが重い、グリップが小さい!

という感じです。中判蛇腹カメラのほうが重さは同じですが、全く苦になりません。

Ricoh 500GSの使い方、各部の説明

ださかっこいい?でしょうか?

昔の車ってこんな感じで書いてありました。

ピント、シャッタースピード、絞り

全部が付いています!これが感動です。

赤い線のところに合わせます。
ストロボの装着部です。カバーが付いています。
軍艦部です。

一般的な配置です。

フィルム巻取りノブ兼、フィルム室カバーオープンの動作を行います。
フィルム巻き上げレバーです。
自動巻き上げシャッターチャージ機能付きです。

要するに普通のレバーです。

昔は1コマ分のフィルムを送るのに目で見ながら確認するものや、シャッターのバネをチャージするのは別動作だったりしました。

ファインダーです。少し青いです。
ファインダー枠と、露出表示の絵が見えます。電池は入っていません。
レンズの丈夫にある小さいレンズがCds露出計です。
ASA(ISO)のセットはここでします。
絞りをA(オート)にすると、露出計が作動して自動的にシャッタースピードを決めてくれます。
距離計の窓枠です。中に菱型が見えます。
ファインダーです。
ストラップ金具が当たってボディーに傷が付かないようにプラの板、フィルムがついたままでした。一体、どういうことでしょう?

このカメラボロボロそうに見えたのですが、全く使われた形跡がありません。

モルトが劣化して塗装が錆びたりしているだけのようです。

全く、新品時のままです。
セルフタイマーです。
フィルムカウンターです。
シャッターボタンです。

押し心地はこの時代のものとしてはかなりいいです。

フィルム逆回転防止解除スイッチです。

フィルムを全部撮影し終わったあとにこのボタンを押して、フィルムを巻き取ります。

三脚穴と電池室です。
フィルム室を開けるにはここを引っ張ります。
こんな感じです。昔使っていた、フィルムRICOHのカメラはこういう感じでした。
フィルム室です。
これが話題のモルトです。大量に張られています。

蓋が全体を覆うような形式のためこうなっているようです。とくにファインダー穴からの光漏れが多いようです。

そりゃ、もれますよ。

他は折り曲げてあるのに、ここだけ隙間になるわけですから、モルトがぼろぼろになったらあっというまです。

だいぶ劣化しています。ここだけモルトにしておけば、いい気がするのですが、なぜか全部にモルトです。
フィルムのすぐ近くです。
ここの場所は、黒い塗装だけでもいけるとおもうのですが。
ぺちゃんこで、ぼろぼろとさわるととれてきます。
モルトがこびりついたボディです。

今回の問題箇所

今回の買い物は失敗かと思って買っていたのですが、意外と思っていたのが悪かった分いい感じがしました。
何せ、ちゃんとシャッターが動く、絞りも、SSも自由に、、これだけで最高です。

・レンズのカビ、曇、チリ

普段ならどうでもいい程度のゴミが若干ある程度です。いいものだと思います。しかし、テッサーで以前、結構シビアにレンズの汚れが写真にでてきたので、清掃します。

・フィンダーの汚れ

ゴミ混じりというより完全に白内障のように曇っています。これではだめです。掃除です。

・モルトの劣化

これはこのシリーズではつきもののようで最初から覚悟の上。

はっきりいって、これだけ、正直、ファインダーさえ我慢すればこのまま使えるレベル。こんなものが安売りで良かったです。お財布に優しく、フルマニュアルで撮影できるという、電池がなくても機能が満載のカメラです。

モルトもファインダーの覗き窓からの遮光もれが多いようで、そこが感光している写真が多く見られました。これはここだけやればいいんですが、気になるようなら全部やります。

写真で見た感じはほんとうにこんなもの買っていいのか?だめじゃないか??海水につかったのか?という悲惨な画像に見えました。ところが、モルトが張り付いてるだけで、実はいいんじゃないのか?ということで、購入に踏み切り、運良く、全体の状態は非常にいいという状態で、1973年のカメラがこれだけの状態なら全然、良いといえそうです。

劣化しているのはモルトだけ、モルトは仕方ない、ならばいいのではないでしょうか。

モルトの張替え

本当はモルトを買うのですが、2000円くらいの量でしか売られていません。こんなスポンジに、、、

ここは120フィルムの裏紙を使いました。

丈夫で遮光性は充分で、反射も抑えられるはずです。
モルトを張るのも剥がすのも億劫なのでバスコークで固めてしまえというかんじです。

絶対、ほぼ、劣化しません。

なんだかすっきりしました。よほど隙間がなく密着しないとファインダー穴から光漏れです。

*これでうまくいくかはわかりません。ご注意ください。

Ricoh 500GSファインダー部の分解清掃

試行錯誤しながらやっていますので、無駄な手順もあります。

数時間もかかりました。ファインダーごときにです。

ほんとうに参りました。

こんなものに手を出すんじゃなかった、とさえ思います。 できれば、やらないほうがマシでした。でも、やっぱり汚いファインダーは嫌です。

この苦労をやってもいいというくらい汚れているならやってもいいと思います。ただ、やたら、ネジがかたく、ねじ山を潰してしまいました。

掃除前のファインダーです。

曇っていて、寒い日にダイビングしたらレンズが曇ったような感じのなんか水蒸気が付いているんじゃないかという見え具合です。

最悪です。

ここからいってみます。

ここが油断なりませんでした。いくら回しても外れない。

結局100回転くらい回すと外す、締めるということができるようです。仕組みはわかりませんが、なんで?

Ricohさん。

フィルム巻き上げノブのフィルム室内をマイナスドライバー等で固定しつつ、ラジオペンチをこの溝に入れてゆるめます。
簡単にとれました。
このネジが怪しいです。

軍艦部のカバーを締め付けているのだと思います。

こちらにもあります。しかし、2本とは少ないです。。。
*ファインダーを掃除するのに、この作業は必要はありません。
*ファインダーを掃除するのに、この作業は必要はありません。
*ファインダーを掃除するのに、この作業は必要はありません。
*ファインダーを掃除するのに、この作業は必要はありません。
*ファインダーを掃除するのに、この作業は必要はありません。
*ファインダーを掃除するのに、この作業は必要はありません。
*ファインダーを掃除するのに、この作業は必要はありません。

ここはいくら回してもとれません。

ここは軍艦部のカバーと一緒に取れます。

前面の張り皮を剥がします。

かなり頑丈です。

傷がついてしまいました。慣れが必要です。
こちらはセルフタイマーを外します。
はじめに少しだけドライバーで剥がしたら、あとはゆっくりと手で剥がすのがいいようです。

接着剤のあとが残るような感じではなく両面テープのような感じです。しかし、かなり硬いです。

頑丈な魚の皮を剥いで刺し身にするくらい力が入ります。
ここのリングが引っかかってカバーが外れません。
前面カバーの下にネジがあります。
こちらにも。
レバーを100回転くらい回して外します。

ほんとに嘘みたいに回します。なんでこういうふうになっているのか??

これでカバーを固定しているようです。
なんと、ネジ山をつぶしてしまいました!

このカメラあらゆるネジが硬い!さらには、外れるところもかなり固まっているのです。がちがちです。

さらには、あらゆるパーツが念には念を入れて固定されていて、普通のカメラなら3箇所で止めるところを6箇所以上でとめています。

こんなカメラ、私のような、何も知らないものが分解するのはかなり大変です。

さすがに、初めてですが電気ドリルでネジ頭ごと削り潰して外すことにしました。

ネジごと潰して外せました。
これがシャッターボタンです。

これが回るのに外れない!!、そう思って1時間以上回していました。

これで軍艦部が外れたのですが、、、前面カバーがまだ外れていません。

シャッタースビードリングに邪魔された絞りリングに邪魔されてカバーが外れないのです!!

そのため、こんな面倒なやり方で外したのです。

しかし、これでは、前面のファインダー部が掃除できません!調べてみます。

これが怪しい。
なんと、出っ張りだけがとれるのです。
これです。2つ外すと、絞りリングが抜けます。
これで絞りリングについた3つの小さなイモネジを外して抜き取ることが出来ます。
外せました。
なんだか妖怪が化けて出ているかのようです。
このカバーが邪魔です。
ファインダー部と距離計です。やっとご対面です。

長かったです。ここまでくるのに何時間かかったことか。

こんなファインダーを見るのに苦労したのは初めてです。

しかも、おそらくこの汚れは前面カバーの前の板ガラスの裏側の汚れじゃないかと思われ、ほんとうになんでこんな作りにしたんだ!!

と、怒りさえ覚えるものです。

かなり凝った作りになっています。

なんじゃこりゃ?です。接眼ファインダーだけでも、ガラスが5枚あります。距離計側でも、5枚くらいあって、それをミックスして、像を移動させて、露出表示もして、、

どう考えたって、撮影用のレンズよりお金かかってます。

テッサー3群4枚構成です。どっちが主かわからないですね。いや、レンジファインダーカメラはファインダーが主です。ファインダーのほうが凝ったレンズ構成になっている、、なんとも贅沢なカメラです。

レンズが多く、細かいです!

こんなもの手出ししたくありません。

よくよく見ると、バネや他の部品もかなり小さいのです。ほんとうに触ってしまって壊しそうなので、慎重にした方がいいと思います。

ほんとうにこんなもんよく作ったな、、感動します。しかし、これだけ面倒な作りじゃ、製造コストが半端ないでしょう。。。

ここが二枚密接していて強力な接着剤でついています。

他のメーカーのものは得てして、ポロッととれてしまうものが多いのですが、こんな頑丈なカメラ初めてみました。でも、他にもあるのだと思います。

しかも、部品が細かく力の入れ具合ではすぐ壊れると思います。

アルコールで拭きました。

距離計側のガラスには触れませんでした。距離計が狂ったら怖いですので。

皮は両面テープで安易に貼り付けておきます。
一時はもう、この姿に戻れないのではないかと思っていたのですが、どうにか、復活しました。
清掃後のファインダー部です。
ブルーがかったのは元からのようです。
綺麗になったのか?

ゴミは見当たりません。買ったばかりのようですが、前の汚れが暗く曇った感じだったので、写真には撮れず、、、

あまりの分解作業ストレスですっかり忘れてしまいました。

分解、レンズ清掃

点のようなものはよくあるのですが、これはカビでしょうか?他には曇りかもしれない、うっすらとした光にかざしたときにだけ見えるようなものがあるようなないような、、、

落ちそうな汚れなので掃除したいです。

シャッター裏側の様子です。

テッサーは楽です。4枚だけです。

バルブBにしてシャッターボタンを押しながら、ブローワーでホコリを飛ばします。

シャッター羽根の向こう側にあるレンズをアルコールを付けた布で拭き取ります。

レンズ前の表面を綺麗にします。
ここかと思ったのですが硬くて回りませんでした。

今回は綺麗になったのと、大変疲れていたのでここまでです。




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