フイルムカメラ

MINOLTA HI-MATIC 7sは高画質か?名機か?シャッターが切れない!

投稿日:

 

MINOLTA HI-MATIC 7sは高画質か?名機か?シャッターが切れない!

 

・1966年 発売

・ROKKOR-PF 45mm/F1.8

・760g

オークションで最小の金額で落札させて頂きました。

これを選んだ理由は、35mmフィルムで綺麗に撮れるものがほしい。

ライカが欲しい。フィルムの。バルナックライカが欲しい。でも、、、でも、、、

ライカが欲しい、人気な理由が分かりました。そもそも35mmフィルムを使い出したという、フィルムなら、フィルムを考え始めたら、もう大人です。

そういう場合、どうしてもライカに目がいってしまいます。

なぜなんでしょうね?

高いからかえないんですけど。

やはり、どうしても見劣りしてしまうわけです。昔のNikonのフィルムカメラの一眼レフフラグシップ機といえども、AFでばしっととったといっても、

なんか、いまいちビシッとしていない!ような感じが、、、、デジタルには歯がたたないのか?

そんな中フィルムライカで撮影された写真はなんだか、威厳がありました。

気のせい?

いや、レンズがいいのでおそらく、ほんとうにいいとおもいます。

本体はともかく、写真はレンズとフィルムで撮るもので、ほとんどがレンズだけだと思っています。

満足感、撮った感じとかはさておいて。。

いいものがとれるな、、、という感じが。なんだか、レンジファインダー機であればライカみたいにキレのある平凡じゃない写真がとれるのか?

なんて幻想を抱くわけです。

ところで、ライカはミノルタと提携し、ライカCLを1973年9月に発売したそうです。

OEMなど散々やっていますからどこがどうのとかはもうわかりませんが、その10年前のカメラですが、技術的にはだいぶ影響を与えたという話だそうです。

ほんとうかどうかはわかりませんが、なんだか期待感が高まります。

ネットで調べてみると、MINOLTA HI-MATIC 7sは、前後機種は色々と制限があったり、画質がソフトだったりしていまいちな評価があったりするのですが、

実際に撮影したという写真を見ると、びっくりしました。実にいい写りをしています。

おそらく、レンズは、PF=ペンタゴン+F(6)=5群6枚構成だと思われます。

45mm F1.8という、標準としてはいいものの部類で一眼レフについているものと同じレベルか、50mmよりも、5mmだけ広角なことが凄いのかもしれません。

広角でFが同じならたいしたものです。しかし、6枚レンズはなんとなくシャープでカリカリというニッコールの1.8レンズを思い出します。

しかし、あれは一眼レフ用で、レンジファインダー用ではありませんでした。

どうなのでしょうか。。。

というか、フィルムなのにスキャンしているからか、今のデジカメにこういうレンズをつけたものとなんら変わりない感じがしました。

フィルムは多少は色が違うのでしょうが。。

そんなにデジタルみたいだと、、、デジカメでいいやと思ってしまいます。

個人的にはこのあたりで、かなり満足のできる機種なのではと思います。勝手に名機と呼びたいです。

ただ、重たい。レンズが大きい。ちょっと、予想と違ってしまいました。一眼と変わらないじゃないかという、、

ライカの話に戻りますが、フィルムでなんか、ふわっと撮りたいなという、なんの根拠もなくお金を消費してしまう行為なんですが、、、 そういう贅沢をできるかどうかは別として、楽しむなら多分そんな感じになるのでしょう。。

その場合、ニコンのフィルムAF一眼レフじゃ、ないんです。MF一眼レフ?

いや、一眼レフって結構、ピント合わせがしんどくないでしょうか?

スクリーンの中央の丸いゾーンを凝視してそれもかなりしんどい作業です。しまいにわからんとなってあきらめてしまうこともあります。

レンジファインダーは明らかに別の像があって、それを左右に移動するだけという至って単純、見やすいとおもいます。

あまり力まずに軽くとれると思います。

マニュアルならRFだと思っているのですが、、そうなったときに得てして、フィルムだと綺麗か?

なんて考えたりして、35mmフィルムの場合、なんとなく、像がぼやけていて、ふわっとしているのが多くて、それも結構いい機種でそうだったので、

なんか、とてもライカに対抗できないななんて思っていました。

しかし、このMINOLTA HI-MATIC 7sは作例を見る限り、クリアでシャープすぎる。

というか、若干、はやまったか、やっちまった感もあります。

あれ、というか、普段撮っているデジカメの画像とほとんど変わらないのです。これだとフィルム代が無駄にかかるだけ、、、、

あああ、なんということ。

なんででしょう。

やっぱ、6枚単焦点レンズって完成されているんでしょう。おそらく。

箱がなんであれ、レンズが全てです。つまり、45mmF1.8レンズを買ったのと同じか、、、というやってしまった感がわいてきました。

高画質なのになんで、、逆にがっかり?

しかし、いきなり、満足のいく1台に出会ってしまった感じでしょうか。。

これで、もう、フィルムカメラは当分、満足していられそうです。もう、フィルムカメラは買いそうにありません。

みかけだけのレンジファインダーはいらない、という感じでしょうか。

しかし、このカメラ使い道どうしましょう。。

よくうつるんですが、うつりすぎ、デジタルじゃないか?っていう作例ばかりで、、モノクロもデジカメをモノクロ変換したんじゃない?と言われそうな、、、 自家現像する楽しみを持つためにいいんですが、

なんか味が欲しいです。そういえば、デジカメだと、黒く潰れているところがフィルムだと残っているなんていう話をきいたことがあります。

ならば、コントラストがデジカメでは出しづらいような単一な色のものでも撮影しますか、、


MINOLTA HI-MATIC 7s
HIGHじゃなくて、HI-MATICなんですね。
ハイテクなということでしょうか。

しかし、これより昔のCameraをつかっていますが、高機能だな!と思えてしまいます。

ほんとうは、MINOLTA HI-MATIC 7sじゃなくて、HI-MATIC 7が欲しかったんです。
レンズ先端も銀色です。この機種は根元の銀色のピントリングがプラなんです。


いやー、こういうメタルがいいですね。


レバーだって、金属です。
最近のものは、ていっても20,30年前は、、、
プラでした。

戻る時にボディにぶつかって傷がつくのでしょう。ボディ側にクッション材がついています。
こういうの最高です。ここまでしてでもメタルっていいです。


レンズ表面もなぜか、ピカピカ、いいのか?
こういう光沢がこの時代のレンジファインダー機の魅力でしょうか。

 


MINOLTA HI-MATIC 7sの分解清掃

今回の品は、運良く、清掃だけで済みました!

ラッキーです。でもまあ、休日の起きがけに2時間くらい眠い頭を振り絞って分解方法を考えるのってきついです。

結構疲れました。

でも、撮影する気はおきずに、飾りとしておいてあります。

一応、フィルム面にピントグラスならぬ、メンディングテープを貼って、距離計の像と実際のピントがあっているのを確認できました。

これで私のしごとは終わりです。というか、

ほんとうに、掃除するのって、ほんとうに大変です。改めて思いました。

リングの間、Camera裏蓋の中味。

そしてなにより、レンジファインダー機の命はファインダーです。

ファインダーが汚いのは普通ですが、ファインダーしか見えないんで、これこそが大事です。

どうしても、ファインダーを綺麗にするために軍艦部を外して掃除しました。ただふくだけで、気分もこころもすっきりです。

もっともこまったのが全体にあるくすみ汚れでしょうか、また、たばこの匂いが染みつき、Cameraに顔を着けると、皮からタバコ臭が鼻にじかに入ってきます。

これはきつかったです。アルコール徹底掃除+靴磨きのワックスまでつけて、消しました。

それがないと、見やすいですね。

あたりまえですが、一眼レフなんかよりずっといい。ただのガラスの板があるだけですから、

ピント合わせも楽で楽で、合ってるかは微妙ですが、

レンジファインダーの気軽さってそこじゃないかと思うわけです。

ひたすら、1.5時間くらいゴシゴシと掃除してました。

初めてです。こんなに掃除に専念したのは。

でもこのCameraレンズを外そうと思ったら、皮をはがしてネジを緩めるんだそうです。

きついですね。

よく買ったなと思います。

なんか、勘がはたらくんでしょうか?ジャンクと苦労をともにしていると、これはなんかやばい雰囲気がする、、、


ストラップ金具も他のものからむしりとってきました。
使わないものほど勿体無いものはない。
使える状態にしてこそ、そのものを最大限尊重していると考えてしまいます。


ニコンのHI-MATIC 7s?
このストラップ好きなんです。

今の黄色いでかいニコンとか、キヤノンってかいてあるの、抵抗があって、、、

これはいいんじゃない??

苦労した時の辛さは体が覚えていて、見ただけで、ひいてしまいます。

このMINOLTA HI-MATICに多い問題は後群のレンズの曇り、鏡筒のぐらつきなどがあるそうです。

曇りなし!セーフでした。

鏡筒のぐらつきは一眼と比較してるんじゃないのでしょうか?

わかりませんが、ヘリコイドでピント合わせしてるなら、ネジ溝の余裕があるので普通はがたがたします。

それが、根元にピントリングがあるので、根元にヘリコイドがあるのでは??

だとすると正しい範囲だと思ったので気にしないことにしました。

あとは、シャッターボタンが押しても押してもキレずに深すぎる、不快だという意見。

巻き上げレバーが途中で軽くなりかなりの範囲でレバーを動かさないといけない。

最初のうちはシャッターがべたって、はりついて開きませんでした。でも、数回もやってるとシャキッとしてきました。
レリーズが深いのは、これより深いCameraでは普通の感じで違和感がありません。

自動巻き上げ式ですよ。二回でも3回でも、1枚分のフィルムが巻き上がったら自動でとまります。また、シャッターもキレません。これは、ほんとうにすばらしい技術なんだって分かるくらい、低機能になっていた自分が怖いですが、ほんと便利ですよ。
これでも充分に。

もう、あまりの分解苦痛地獄を味わって麻痺しているのかもしれません。いいな~とかってにおもってしまっていますが、普通なら、こんなの使えないじゃないかっていうしろものですので、普通に使えるとは思わないほうがいいです。

→その後、屋外で撮影していると、シャッターが連続して切れないことが多発しました。力を込めて何回も深くシャッターボタンを指が震えるほどおしまくっても切れず、意図しない瞬間にパシャとキレます。ぶれぶれでした。最悪です。即座に他のカメラをオークションで探しました。

ところが、早まる事なかれ、というのでしょうか、、いいのが見つからないので、色々とやっているうちに分かりました!

シャッターが切れない!ときはレンズ鏡筒部を左側にねじるように力をかけながらシャッターボタンを押す!

だったのです。部品の隙間が多いようでこうなっているようなのですが、使っているうちにがたつきが発生してこうなったのでしょう。右側に力をかけると、100%シャッターがおちません!

ある意味、法則を見つけたのでそれからは全くストレスがなくなり、快適に撮影ができるようになりました。悪いところを把握していて対処法がわかっていれば、人間、面倒が増えたくらいじゃ手間だとも思わずに、それよりもいい写真がとれることのほうが心地よいと感じるようです。

ところで、最初がっかりしていたのが、7だと思っていたら7Sだったんです。

7の方が、レンズ部が全部銀色でメタルで超かっこいいんですが、なんか、全部銀色のCameraって高いんですね。

人気があるようで、ライカのまんまコピーとかも高いですし。

これは黒がきついな、って思ってしまいます。でも、黒いボディもあったようで、それとマッチするようにレンズに黒を取り入れたと想像できます。仕方ないですね。

でも、充分。十分です。どこのメーカーもたしかによく見ればどこかしら気に食わないパーツがあったりして、いいとは言い切れない感じがしてきました。ライカの真似をして、ライカとは違う、他社とは違うという部分を明示的に作ろうとしたがためにこうなったか?そのままコピーぽくしたほうがよほど格好がいいのかもしれません。

カメラは撮影することが大事なんだ、そうおもって考えるのは辞めました。しかし、PENはある意味完成されたデザインな気がしました。あのタイプの形の原形と言われるカメラだからだと思います。オリジナルは強い!

このあとにミノルタは一眼レフで大成功を収めているんですが、そちらのモデルもいいですが、

なんとなく、こちらのピカピカレンズが好きです。一応、この時代ながらにマルチコーティングらしいです。

同時代のSKYLIGHTフィルターも付いていて、いいものです。白い紙に透かすとピンク色に見えます。

Kenkoってすごいですね。ほんと。ある意味ですばらしい成功を収めている。いまだに元気です。

一眼レフと比べると見劣りするかと思えば、シャッターがレンズ内にあるため、ミラーをアップして戻してをする一眼レフとはだいぶ、衝撃が違うようです。

厳密にはわかりませんが、レンズシャッターは静かでブレも少ないのではないでしょうか。

SSの警告だと思われるスピードが30分の1が赤字になっていました。

これって、、、、

ですよね。普通はぶれますよね?

しかし、カメラの分解実験として使われたりすることもあるそうな、ほんと、ミノルタが単体で残っていないがためにとても雑な扱いかなと思ったりもします。

今よりずっとむかしにライカと提携したり、宇宙へ行ったり、すごいと認めさせたRokkorレンズや技術があるわけです。

また、電池がなくてもシャッターが切れるというのがいいです。電池、結構苦戦するところですよね。
似たような見た目でも、電池が必須などというものはきついです。買うと高くついてしまうことも。

その点、この機種は平気です。近い機種でもだめなものもあります。

それにしても、もっとあたらしい?30年前の高機能高級一眼レフは、もうシャッターがまけないですし、水銀電池が入ってないと、シャッターがきれません。こんなことで、50年以上昔のほうのカメラが勝ちとなってしまいました。

しかし、改めて思いました。中古品とは前の所有者の人生経験の一部をひきづっているわけで、自分が使える資格を得るためには、それなりに清掃して自分のカメラとしてスタートさせるという儀式のようなことが必要なんだなと。なぜか、レンズだけ買ってもそういうことは思いもしないんですが。

カメラ本体って、たしかに体に接触する部分やゴミが入る部分が多いです。アルコール消毒はもちろん、やはり、人の油や汚れを落として、カメラの金属の表面をあらわしてやらないと。。。




あわせて読みたい!

-フイルムカメラ

執筆者:

関連記事

D800に対抗できる1000円のカメラ

あるわけないし、D800のほうがうちにある1000円カメラより優れています。 ただ、よく、D800は中判カメラを超えたか?テストでは同等?等と言われますが、それは中判デジタルのことでしょうか?? 中判 …

PETRI Color 35の電池、仕様

PETRI Color 35の仕様 レンズ:C.C.Petri 40mm F2.8 シャッタースピード:B、1/15、1/30、1/60、 1 /125、 1/250 対応フィルム: ピント合わせ:目 …

Fujica GW690 Professional

定評の富士フイルムの中判シリーズ。 フィルムサイズが6cm×9cmと、6,6、6,7とある中でこのサイズの場合は2:3で構成されている、現在の多くのデジタル一眼レフと同じサイズ比であります。 それにし …

Olympus PEN EE-2 – ハーフサイズフィルムカメラPENの分解、レンズ清掃、光漏れ、露出補正、使い方

  Olympus PEN EE-2 – ハーフサイズフィルムカメラPENの分解、レンズ清掃、光漏れ、露出補正、使い方   Olympus PEN EE2の仕様、スペッ …

LOMOロモで撮った写真はなぜ綺麗なのか?

あいかわらず、自分が無知だなと思ったことなのですが、 どうして、LOMOやHOLGAは感動的な写真が撮れるか? 雑誌やアーティスティックな表紙に使われていたような写真が撮れる、、 これは一体??? L …