フイルム現像

フィルムスキャナーのおすすめ、エプソンGT-Xシリーズ、自作する方法、DIY

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フィルムスキャナーのおすすめ、エプソンGT-Xシリーズ、自作する方法、DIY

*スキャナを自作、DIYするときには、安全に気をつけて自己責任でご実施ください。カッターを使う作業があり怪我をする恐れもあります。また、発熱により発火することもありえます。品質を求める場合ンは専用の道具をご用意ください。

高いフィルムスキャナーの代わりに普通のプリンタにあるScannerでスキャンするもうまく行かず、途方に暮れていたのですが、 そういえば、前からデジカメでフィルムを撮影するという方法が言われていました。

実際にやってみました。

35mmなら買ったほうがいいくらいに安いですが、そもそも、フィルムスキャナー自体が、光源とデジカメが付いているようなものです。

ならば、デジカメもあるし、光源もありますし、いくらでもまね事くらいできるでしょう。

おすすめのフィルムスキャナー
それは、間違いなく、エプソンのフラットベッドスキャナー、GT-Xシリーズです。

価格的にも、手軽さにしても、性能面でもいいです。ただし、ここでやっている、デジカメで撮影する方法の方が綺麗な結果が得られることもありました。やはり、マクロ撮影はピント合わせが凄いのでしょう。シャープさでは、デジカメで撮影する方法が有利でした。

あとは、ネガカラーのオレンジベースを補正するときに、Photoshopの自動補正を使っていましたが、EPSONのフィルムスキャナー機能は、ソフトが添付されていて、処理ありなしを選べます。Photoshop自動で補正しきれなかったシアン被りなども綺麗に補正できました。

逆に、空の色はあまり好ましくないなと思ったりもしました。さらに、蛍光管からLEDにバックライトが変わったのですが、この時にも色調の変化が如実すぎて、ちょっと嫌でした。スピードは超アップですが。

所詮、色なんて、好みの問題で、人間の記憶イメージに焼き付いているだけですので、好きに変えちゃって下さい。

フィルムスキャナーの作り方(デジカメ撮影によるフィルムの読み取り)

→現在、スマホによる光源+白い板の代替方法を試行中です。そちらの方がずっと楽なはずです。手持ちのIphoneでは中判サイズより微妙に小さくNGでした。大きさ以外は理想的な光源です。ご利用可能なスマホをお持ちの方は試してみてください。

  • 必要な物を用意する

光源:スタンド蛍光灯、スポット蛍光灯、いずれも可動式の照明装置を裏返して使う感じになると思います。

白い不透明な板:厚さ、材質、ありますが、ホームセンター等で売られている、模様がなく表面がすべすべしている、置いた時に平らになって、カッターやはさみで加工できるものがいいです。

厚さと照明の強さにより光が足りなくなることや強すぎてムラができることが有りますが、薄めの板を買って重ねて調節する方法がいいと思います。

カッター、ハサミ、定規、、

デジカメ:コンデジでもいいと思います。マクロ撮影ができる一眼がない場合は、コンデジのほうが近接撮影もできますしいいかもしれません。

三脚:あったほうが便利です。なければ、手ぶれ補正や普通に撮影してしまってもいいかもしれません。

フィルムスキャナーを自作する様子

 

普通の蛍光灯です。といっても水槽照明用のものです。

普通は持っていないか、あっても使っている場合がありますので、スタンド式蛍光灯など、移動可能なものを使うほうがいいかもしれません。

とりあえず、裏返して上にフィルムを載せる方法です。

他にもあるかもしれません。色々と工夫の余地はありそうです。

余っていた白い板です。

少し茶色い光になってしまいます。でも、あまり問題ないようです。デジカメのオートホワイトバランスというものもありますし、明るさもデジカメでいくらでも調節できてしまいます。

Scannerと違って高性能なデジカメって凄いなと思います。昔は、原稿などを写真で写し取ってコピーしていたこともあったそうですし、それほどおかしなことでも無いのかと思います。

ただ、白い板の上に載せただけです。

WABが効いていて、白く見えます。
これでいいんですが、よく見ると、、

フィルムが反っています。どうしても自分で現像するととくに反ってしまいます。別に反っていなかったら、何もすることはありません。

この白い板を蛍光灯の上に載せた時点でフィルムスキャナーの完成です。

白い板を切って、フィルムホルダーを作ります。

これが出来るように柔らかい材質の板がオススメです。

天板とホルダーの両方に使えるものがベストです。

フィルムを当てて、寸法を図っていきます。

中判フィルムですので、これが大事です。なかなか、ホルダーも高いものです。

フィルムの中の写真よりも少しだけ余分に枠を作っていきます。

下書きに鉛筆で書いていきます。余分を持たせて置くのはある程度は余裕が無いと、フィルムを合わせるのが大変になるからです。

2枚作ります。

一枚目の穴にそって二枚目の下書きを書き、カッターでカットしていきます。手を切らないように気をつけてください。
この二枚を蝶番のようにつなぎ合わせます。

丁度フィルムが下に収まった時にホルダーの枠にはまる位置に穴をあけます。

二枚の板をセロハンテープでつなぎ合わせます。

実は先にセロハンを貼ってから、枠を穴あけすれば良かったのです。

あとで、余分なセロハンを除去するはめになりました。

フィルムを挟んでクリップなどで留めて、ばっちりです。

もはや何も問題はないようにみえます。

ただ、光源が茶色いですが。。。

本当は3枚つながりで枠を開けようと計画したのですが、面倒なのと、手動式のフィルム送りなので間隔がずれることもありますので一枚だけのホルダーとしました。

しかし、本当はかなり面倒だったというのが理由です。

普通にコンデジで撮影しました。

WABのお陰で白くなっています。

これでもPCでグレースケールに直すとさらに色が消えます。

いずれにしても、こんかいのようなものは品質は妥協するところがあります。

作ってみた感想

実際にやってみると、画素数の問題などはあとあと考えることとして、とりあえず、綺麗にフィルムが読めるという意味では大成功でした。

ただ、光源が2灯式蛍光灯というものがあったのですが、普通は1灯式があればいいとおもいます。そうなってくると、あまり分厚い板では光が透過しませんので、 薄めがいいかもしれません。

またオレンジぽくなる板などありますが、デジカメのオートWBで白くしてくれますし、ほんとうに便利だなと思います。古い一眼レフと新しいコンデジを使って撮影してみたのですが、 AWBが古い一眼は悪く、黄色い色がかかっていて、だめでした。また、撮影時にはできればモノクロにして撮影するべきだと思います。

実際、Scannerの中のデジカメよりも、最近のデジカメの方が性能がいいかもしれません。

そういうことではほとんど原理は一緒なのですが、いまいち、大量にさばくということにはむきません。

また、面倒だっていう人には面倒です。35mmだったら安めでもあるのでフィルムスキャナーを買ってしまいたいです。

中判フィルムのScannerが高いから自作しました。

自作と言っても、板もあったので、10分、15分程度のことです。

スキャンした結果の満足度

普通のScannerで読み込んだものと比較すると、バックライトがあるこちらの自作のフィルムスキャナーのほうが圧倒的に、いや、見た目はあまり変わらないので、 普通のスキャナーが凄いなという感想なのですが、やはり、だいぶいいものができました。

やはり、バックライトをフィルムにあてることにより、光を当てない時には消えてしまって読み込まれなかったフィルムの情報が出てきていることがよく分かります。

普通のスキャナーよりも、なだらかな様々なグレーの色がしっかりと出ていました。また、眠たい感じの写真ではなく、しっかりとしたしまった写真ができました。

前の場合は、レタッチしてもノイズが増えるばかりで、なんかトイカメラのような抜けた写真でしたが、今度はちゃんといいなと思えるものが出てきました。

しかし、まあ、というか、だったら、フィルムカメラなんか使わずに、デジカメで撮れ!という気がしまくっていますが、

ほんとおかしなことをしていますね。

でも、フィルムスキャナーに高いお金を払って同じことをやるのならいいのか?とも思えません。

モノクロです。カラーはわかりません。

また、デジカメで撮影した画像をモノクロにするのとモノクロフィルムで撮影するのでは、シャープさや、コントラストの派手さはデジカメにはかないませんが、

やはり、それは最終的には、フィルムスキャナーであっても、CCDやCMOSで読み込むので、デジカメになっているわけです。

それにフィルムの黒であるはずの透明な部分は本当に透明か?白い部分になるはずの黒い部分は漆黒の黒か?といえば、全然、そんなことはありません。

ほんとうにリアルな状態のモノクロネガフィルムを取り込んで、PCで見たら、ほんとうの黒も白も出ていないはずです。

それを擬似的に黒や白に置き換えたりするほうが、締りがよくなります。

そのため、ある意味、フィルムのほうがPCでいじっている度合いが多かったりして、不思議です。というか、いいのか?フィルムは?

という疑問にさえかられることがありました。とくに、スキャンしているときに悪戦苦闘しているともはや、何やってんだっけ?

という感じです。

何がフィルムの方がいいのか?

モノクロネガですが、

おそらく、、デフォルメの仕方がいいんだと思います。

階調が多い?ダイナミックレンジ?そんなの最後にはデジカメ、JPEGですので、言っても仕方ありません。

ただ、デジカメをグレーにするのと、フィルムで撮るのでは、どのグレーに置き換えるのか?ということがフィルムとデジタルロジックでことなるはずです。

また、中判カメラという構造のため、ボケ方やレンズも特徴のあるものが選べるかもしれません。

ことに、クラシックカメラなどではレンズもクラシックなものが多く、今のカメラにはつけられないレンズがあったりして、フィルムで撮る価値があるといえます。

3枚レンズなんて、今のデジカメで付けらるものはなかなかないと思います。

レタッチでいじるのは好きではなかったのですが、モノクロフィルムに関してはがんがんいじって、作品という感じでデフォルメしたほうがいいと思います。

また、グレースケールですとレタッチをしてもあまり悪影響がないのでしょうか。やはり。

思い切りコントラストを上げても、カラーだったら大変なことになるものが、モノクロだと何事もありません。

また、フィルムの場合は、デジタルではなかったはずの、こんなところに影がある、のような色々なデータが隠れていたりします。

これがレタッチしたときに、いい味になったりします。

まだまだ全然分かりませんが、それでもなんだか面白そうですよ。と言えそうな気がしてきました。

このスキャナーの問題点

実は結構大きな問題があります。

それは光にムラがあるのです。

当然、光源から遠いところは暗くなります。二灯式蛍光灯でもどちらかの蛍光灯がくらいこともあります。

つまり、周辺減光のようなことがおきてしまいます。

これは結構シビアで、板の厚さを厚くくする、PPC用紙などを板の下に置く。などがあります。

しかし、これは写真として仕上げて最後になった段階で分かるものでじつは、結構、完璧にするのは無理なところがあります。

かなりショックをうけていたのですが、いい方法がありました。


リテーナディスプレイのような細かさの液晶画面があれば、フィルム面と2cm程度離すことで、
ドットがみえなくなっていいようです。
白いだけの画像ファイルをWEBから見つけて、長押しして壁紙に設定することで
すぐに真っ白い画面が表示できます(IPHONEの場合)

スマホを白色表示して光源とする!

これ考えた人天才ですね。

理にかなっている!完全なる光源です。面が光源になっています。

しかし、微妙に中判ぎりぎりのサイズな気がしますが、少し画面から距離を放してフィルムをセットすることがいいのだそうです。

しかし、めちゃくちゃいい。楽です。どこの家庭にもありそうです。網膜ディスプレイ最高!!!

でしょう。PC画面だと、ドットが見えてしまうという、しかし、なんだ、こんなとこでもスマホか。。。という感じです。

しかも場所を取らない。もう、めちゃくちゃいいじゃないですか。

光源の強さも調節できるし、なんで、こんな凄いの作ってしまったの?というくらいに凄いものですよ。スマホって。

参りました。

といいつつ、自分のIphoneでは小さくてだめでした。。

大きさが合わない以外はいいものでした。Iphoneの壁紙、白と検索して、白い画像を開いて保存して、カメラロールから表示させます。液晶の明るさを最大にして、自動調節しないようにします。これで、画面から1cmから2cm程度離れた所にフィルムホルダーを設置し、撮影。ドットが見えなくなるところまで遠ざければいいと思います。

仕方ありませんので、ムラをなくすべく検討します。


DIYフィルムスキャナー(改良版)の製作過程

このように2灯式蛍光灯の上に白い板を置いてフイルムを透かして見るような方法とりますと、肉眼ではわかりにくいですが、中判フイルムなどのように大きなフイルムを透過させた場合にどうしても光の明るさにムラができてしまいます。

2本の蛍光灯が近づいている場所が明るさが集中していて、とても明るいのですが、フイルムの端のほうに行くに従って光の強さがだんだんと暗くなっていきます。このような状態でスキャンしたものをパソコン上でネガ反転しても、明るさのムラが目立ってしまいます。

特に暗い背景部分などのように黒に近いような背景部分が白っぽくなってしまうため、非常に目立ってしまいます。もちろんレタッチソフトで部分的な明るさを変えることは可能ですが、手作業になりかなりめんどくさいので、出来る限り均一な明るさでスキャンしておくことが望ましいです。

今回は水槽などに使う照明が余っていましたので、それをフィルムスキャナーの照明として使っています。

これは2灯式蛍光灯といい、3000円程度から買えるのですが、20ワットの蛍光灯が2本装着された照明になっています。それを裏返しにして机の上においた状態です。

同じ銘柄の商品の蛍光灯2本でも直接見ると明るさが違って見えます。

まず、蛍光灯の上に乗せる白い板の選定から始めます。このように蛍光灯は、そのままでは明るさの違いが極端に目立ってしまいます。

そのため白い光を透過する板をおかなければいけません。今回は3種類の素材の板を試しに並べてみました。

1番左は蛍光灯そのままの状態ですが、その隣のに白い板、そして少し黄色みがかった板、そして最後に白く輝いている板があります。

これを見比べると一目瞭然で、いちばん右の白い板が光を均一に、そして最も明るく照射していることが分かります。ちなみにこの板は、アクリル製の白い板で厚さが1ミリ程度のものです。(数百円)

その一番右側の一番いい板を採用することにしました。

それでも、直接蛍光灯の上に置くとムラが目立っています。

蛍光灯の2本の中心部が明るく帯状になっています。

この帯の中に収まる35mmフィルムは問題ありません。

しかし、中判フィルムをスキャンする時にはこの帯をはみ出してしまうのでムラになってしまいます。

どうやったら、ムラをなくせるか?

白い板を角度をつけて斜めに蛍光灯の上に設置することで、光の弱い部分の距離を近く、強い部分では板との距離を長くとることで均一な明るさとなりました。

この角度が難しく、あまりに斜度が急すぎてもムラがめだってしまいます。
さらに、板の一番下から2cm程度は明るさが弱いので、クリップの持ち手の部分を使って位置を上にキープしています。
斜度をつけるために、2cm程度の高さのタッパーを2つ置いています。
とても、手作り感が満載です。
それをデジタル一眼レフで撮影します。間違って、フィルム一眼レフで撮影すると、振り出しに戻ってしまいますので気をつけてください!

フィルムの枠の部分と同じ濃さの色部分が、フィルムの端に必ず有りますので、そこをデジカメのホワイトバランスのプリセットに登録します。

この機種は背面のWBボタンを長押ししてから撮影して取り込むという設定方法でわかりにくかったです。

自分の好きな設定は、F16でフィルムの濃さによって、1/5~1/30などで撮影しています。

フィルムの端にこのような枠と同じ色の未露光の部分があります。これをホワイトバランスのプリセット取得するのに使います。

おもいっきりレンズ間近に近づけて画面いっぱいにフィルムの色が写るようにしてマニュアルフォーカスにしてシャッターが切れるようにして、プリセットデータを 取得します。あまりに薄いとデータが取れないのでシャッタースピードを上げて色を濃くして撮影データ取得します。

ホワイトバランスがプリセットできました。このようにオレンジ色のネガフィルムが灰色、グレーになりました。

本当はホワイトにしたいのですが、本来はグレーカードというものを使うようで、グレーとなるのが正しいようです。

グレーはRGB(102,102,102)のようにそれぞれの値が同じになっています。これは色の偏りがないことになります。カラーネガは画像がオレンジ色に偏っています。

これはホワイト(グレー)であるべきところがオレンジ色になっているのでRGB()のそれぞれの値が同じ値を示していない状態になっています。

これを全部同じ値にできればいいわけです。グレーであっても、RGB(100,100,100)などとそれぞれの値が同じであれば、デジカメでスキャン撮影する時に シャッタースピードを遅くして画像を明るくすれば、RGB(255,255,255)のホワイトにすることも可能なのだと思います。

これがRGB(103,20,149)などとなっていたら、いくら明るくスキャンしても色が偏っているので、ホワイトにはなりません。

35mmフィルムのスキャン(デジカメで撮影)するには、画面いっぱいに撮りたいところです。

約36mmの横幅を画面いっぱいに写すにはマクロ撮影が必要になります。

コンデジのようにマクロ撮影機能がついていない一眼レフの場合は、マクロレンズやマクロリングを使ってマクロ撮影して、自作フィルムスキャナーを完成させます。

さほど大きさ、画素数にこだわらなければ、ある程度の大きさ、標準ズームレンズの最短撮影距離で撮影してもある程度の大きさで撮影することができますので、簡単にフィルムスキャナーを自作することができます。

35mmフィルムの場合は、明るさのムラをきにすることはあまりなく、スマホ方式でもいいですし、フィルムスキャナー自体が安いです。

*35mmフィルムの場合は、自作フィルムホルダーはパーフォレーション(穴のあいた部分)が隠れるように作ってください!光が漏れて画像が乱れる可能性があります。

このようにライトボックスというものと同じようにフィルムを眺めることができます。

スキャン後の画像補正

薄いネガの場合には、かなり補正しますが、通常のネガでも若干の補正が必要なこともあります。
基本的に同じことを程度を変えて行う感じです。

トリミング、回転、ホコリ、傷の修復、フィルムの変形面の補正などは必要に応じて行っていきます。

通常は、

1.モノクロなら、グレースケールへ変換。カラーはそのまま。

2. 色の反転を実施。

3. 画像のモードを8bitから16bitへ変更して画質の劣化を最小限にしてから、トーンカーブを操作する。

4.トリミング、ゆがみ補正をして、保存する。

これが取り込んだ薄い薄いネガです。

これでは色の反転をしても暗すぎて何も見えない写真になりそうです。

やはり、暗くてもやがかった写真になりました。
16bitモードにしてトーンカーブを操作します。

明るい方のマーカーを左にスライドすると、画像が明るくなります。

暗い方のマーカーを右に移動すると、黒い部分が多くなります。画像にモヤがかかっている時は、こちらの暗い方のマーカーを操作することでくっきりとした画像にすることができます。

やりすぎると暗くなってしまいますので、ほんの少しだけスライドしました。

これくらいいじるともうほとんどデータが残ってないと思うのですが、モノクロということもあって、分からなくもないです。

二値化しても(白と黒だけのドットだけ)、画像を描けるくらいですので、成立するのだと思います。

この写真の今の状態は、中間のグレーの色が非常に少なくなっている状態なのだと思います。

画質があらくなるといっても、16bitモードに変えてからトーンカーブを操作すると、だいぶ劣化が防げます。8bitのままでしたらもっとボロボロになっています。

いいネガフィルムの場合は、色の反転だけで済むことも有ります。しかし、多少は補正したほうが良い場合がよくあります。その場合は、上記の例ほどトーンカーブをスライドさせることはなく、マス目の1/5程度スライドさせるくらいです。

また、トーンカーブをマーカーを増やして放射状にするのは画質の劣化が多くなるようです。よほど目的が無い限りは行いませんでした。

市販のフィルムスキャナーよりも自作フィルムスキャナーの方が優れている所

スキャンするのに時間が違います。フィルムホルダーが自作で1まいづつセットするのが面倒だというのはありますが、2枚、3枚を露出するホルダーを作って写しても問題ありません。

画素数も安いフィルムスキャナーだと思ったよりも低いというのがあります。

方式の違いとして、フラットベッドスキャナーというタイプのものはCCDが動いて細い帯状に画像を読み込んでいきますので非常に時間がかかります。その点、カメラを用いたスキャナーは1秒もかかりません。

1番優位性があることは、フィルムによってホワイトバランスが確実に取れることだと思います。

フィルムの切れ端をフィルムごとに毎回、プリセットとして取り込んでいけば、オートホワイトバランスだのみのフィルムスキャナーよりも納得がいくまで精度を高められできます。

もう1つは、濃いネガを作った場合、明るさを変えることというのは基本的にできないと思われます。

後から補正するか、出来ても微妙な範囲で変更できるくらいで、かなり変わった現像方法で作ったネガのように濃いネガや、あえて色を飛ばしたい場合などにも、自作フィルムスキャナーだとシャッタースピードを変えるだけで対応できてしまいます。

ただ、この35mmフィルムのホルダーはパーフォレーション(穴のあいているところ)が隠れるようにしないと、長時間スキャン露光した場合に、光が漏れすぎて画像の部分の色まで変化していしまいますので、ホルダーづくりにも工夫が必要です。

デジカメ自作DIYフィルムスキャナーで注意すること

・フィルム面に対して水平平行にデジタルカメラを固定、構えて撮影する

  • ホワイトバランスをとる

実際にフィルムの切れ端の未露光部分を使ってプリセットします。グレーカードを使うものの場合は、少しシャッタースピードを早くして暗めに撮影 すると、フィルムの未露光部分が綺麗に白くなるようです。

  • スキャン用のデジタルカメラのピントを合わせる
  • スキャン時(デジカメ撮影時)の明るさを最も適切になるようにシャッタースピードを調節する

これは実はかなり重要です。暗いとネガ反転してポジ画像にした時に白モヤがかかって、ピントがぼやけた写真に見えることも有ります。

写真の仕上げる方向性にもよりますが、くっきり写真には、多少ネガを明るくデジカメ撮影して、暗めの画像をレタッチソフトで明るくするのが いいかもしれません。

最初の1枚の写真で、なっとくいくまで試しておくべきです。あとで、レタッチソフトでトーンカーブのシャドー部を引き上げて引き締めることも できますが、やるほど画質が劣化して、粒子のようなものが出てきてしまいます。

  • デジカメがぶれないように、三脚使用、リモコン使用などを行う

セフルタイマーの場合は感覚が短いとボタンを押した後の振動が収まらないことがあります。

  • 取り込み後のレタッチソフトで、トリミング、回転、明るさ、色合いの補正する

現像したフィルムはネガ反転しただけでは、シアンがかかったもの、マゼンダがかかったものなどあります。明るさも適切でないものもあります。

フィルムスキャナーが取り込み時に自動的に行なってくれる処理もあるようですが、これらのことを自分で行う必要があります。

現像が少いとマゼンダ、多いとシアンが全体に出てくるようです。

これらはカラーバランスを操作して、シアンを減らしたり、マゼンダを減らすことで通常の色になります。ホコリや傷などもここで消しておきます。

また、好みで明るさ明るくしたり、色合いをネガのそのままの状態で楽しむこともいいです。

これらの、取り込み撮影から、画像補正までを考えると非常に奥が深いものです。これだけでかなりのパターンがあります。

現像方法やフィルムによっても異なります。ある種、ネガから印画紙に焼き付けているかのようなに、色々と思考します。

実際、印画紙がカメラのCCD,CMOSで光源があって引き伸ばしレンズがカメラのマクロレンズで、、、、フィルターの代わりにレタッチソフトで補正、、

などなど、考えながらやると、なかなか楽しいものです。

 




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